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   <title>△　ゾウの猿芝居　▽</title>
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   <updated>2012-02-04T23:33:31Z</updated>
   <subtitle>劇団印象-indian elephant-の主宰：鈴木アツトのブログ</subtitle>
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   <title>李潤澤版「小町風伝」の会場にて</title>
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   <published>2012-02-04T23:23:44Z</published>
   <updated>2012-02-04T23:33:31Z</updated>
   
   <summary>昨日、大阪で、 太田省吾の「小町風伝」を上演中の李潤澤（イ・ユンテク）先生に、 ...</summary>
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      <name>鈴木厚人</name>
      
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      昨日、大阪で、
太田省吾の「小町風伝」を上演中の李潤澤（イ・ユンテク）先生に、
挨拶に行ってきた。
その席で僕は初めて、先生から、いい作品を書く若手作家として扱われた。
とても嬉しかった。いや、こんなに嬉しいことはないくらい嬉しい。

というのは、ユンテク先生とは、何度もお会いしてるが、
こんな風に僕を見てくれたことは今までなかったのだ。

2009年にソウルに初めて行った時、2010年の新宿でのワークショップ、
2011年のミリャン演劇祭、そして、2011年のタイニイアリスでの公演。
どこで会っても初めてあったかのような感じだったし、
全く作り手として認識されていない感じだった。
はっきり言って、会う度にしょんぼりしたものだ。

しかし、2011年のミリャン演劇祭に行った時、
先生に直接渡す勇気がなかったから、僕は、ある若いスタッフに、
僕が書いた「匂衣（におい）」の日本語台本を渡した。
それを、劇団の幹部の人が読んでとても気に入ってくれて、
僕が知らないところで韓国語に訳され、
ほんの最近、先生も読んでくださったらしい。
そして、どうやら面白いと思ってくださったようなのだ。

「太田省吾のような文学性の高い作品ではないが、
演劇的で遊び性にあふれている。」
そんな風に言ってくださった。

想像してほしい。
自分が一流だと思ってる演劇人に、
しかも今まで全く相手にされてなかった人に、
作家として褒められたんだぜ？
嬉しくないはずがない。

「匂衣」は、2/13から3/17まで韓国でやる演戯団コリペのワークショップの、
日本人参加者向けの、課題戯曲に選ばれていた。
それだけが理由ではないが、僕もそのワークショップに参加することにした。
うまくいけば、韓国で公演ができるかもしれない
（演出は僕じゃなくて別の人が担当する）が、それはまだわからない。

というわけで、来週から韓国に行ってきます。

（ワークショップに参加するのを決めたのは、
課題戯曲が「匂衣」だと知る前だった。
だから、ある日本人作家の作品と聞いていたものが、
自分の書いたものだと知った時は、かなり驚いた。）
      
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   <title>読書日記２０１２年１月　その１</title>
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   <published>2012-01-23T01:36:18Z</published>
   <updated>2012-01-23T01:47:06Z</updated>
   
   <summary>Follow me on twitter! http://twitter.com...</summary>
   <author>
      <name>鈴木厚人</name>
      
   </author>
         <category term="日記" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
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<strong>「卍（まんじ）」</strong>
谷崎潤一郎・著
昭和3年から5年に雑誌で発表された作品。
谷崎が、関東大震災を経て、関西に引っ越した後、
関西の女性を関西弁の音の響きを通して描こうとした作品と言われている。
そんなわけで、「のん」=助詞「の」に鼻音がついた言葉の響きとか、
言葉が可愛らしい。

でもね、
美しい女は強く、その強さで崇拝する者を支配する、というＳＭ的要素が、
谷崎の作品の強固な構造だと思うんだが、
「光子」は強さの部分で、完璧でないところがあって、
だから、その美しさの描写にもひび割れがある気がしてしまう。
Ｍの登場人物、そして読者を支配しきれてない。

足フェチの要素、現実がいつの間にか幻想にすりかわる構造、病気の描写、
などなど、
晩年の傑作の中に、散見する手法がまだ出てきていないのにも注目すべき。
要は大作家でも変わっていくということか。


<strong>「少年」</strong>
谷崎潤一郎・著
明治44年だから、谷崎が25歳の時に書いた短編。
子供たちのＳＭがモチーフで、ちょっとグロくて、ついていきにくい。 
痛み系のＳＭより、精神支配系のＳＭを描く、谷崎の方が好きだ。]]>
      
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   <title>アリス３０周年参考資料「ピッコロシアターのあゆみ」</title>
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   <published>2012-01-17T00:14:06Z</published>
   <updated>2012-01-17T00:29:24Z</updated>
   
   <summary>タイニイアリス30周年記念企画、活動状況はこちら。 http://alice30...</summary>
   <author>
      <name>鈴木厚人</name>
      
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         <category term="日記" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
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      <![CDATA[タイニイアリス30周年記念企画、活動状況はこちら。
<a href="http://alice30.tinyalice.net/">http://alice30.tinyalice.net/</a>

早稲田の演劇博物館に行って、
<strong>「ピッコロシアターのあゆみ」</strong>を読んできました。

こちらの「OMSとその時代」とは違って、
思い出のインタービューはほとんどなく、
基本的には客観的データと写真で構成されていました。

]]>
      本の構成は、
・ご挨拶
・30周年に寄せて関係者（知名度がある人）の一言
・10年間で受賞した賞
・自主事業のあゆみ
・施設の概要等
・催物日程表

です。この内、

・自主事業のあゆみ
・施設の概要等
は、さらに詳しく分かれていて、

・自主事業のあゆみ
１）鑑賞劇場（演劇の買い公演？）
２）室内楽サロン（音楽の買い公演？）
３）文化セミナー
４）実技教室（いわゆるワークショップ）
５）演劇学校
６）舞台技術学校
７）県立ピッコロ劇団
８）ピッコロフェスティバル
９）展示

施設の概要等
１）沿革
２）組織機構
３）施設の利用状況
４）資料室（蔵書）
５）研修等受入状況

となっていました。

思い出を語るという様式ではないので、
見た目は、やや寂しい感じがしましたが、
客観的なので、読んでいるといろいろ見えてくるものがありました。

たとえば、鑑賞劇場は、買い公演の年表ですが、
演劇の公演には、必ず１枚その公演の白黒写真が載ってました。
どんな芝居がやられてきたかが、
サーッとページをめくっていくだけで、頭に入ってきます。
（年表に載っていた情報は、年度、月日、団体と公演名、作、演出、出演者。）

また、演劇学校の応募、入学、修了の人数が、
毎年、きちんと報告されているので、
段々と応募者が減っていてる状況が見え、次の１０年は学校は存続するのか、
など、考えさせられました。
やはり客観的というのは大事ですね。
※ピッコロ劇団に、俳優の空きがない、というのが不人気の理由みたいです。

買い公演と、付属劇団の公演、そして、全イベントの日程と、
一冊の中に年表が数種類あるし、
アリスの記念本のとても良い参考になる気がしました。
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   <title>アリス３０周年参考資料「OMSとその時代」</title>
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   <published>2012-01-11T14:34:55Z</published>
   <updated>2012-01-11T14:50:42Z</updated>
   
   <summary>僕がお世話になっている劇場・タイニイアリスが、 2013年に30周年を迎えます。...</summary>
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      <name>鈴木厚人</name>
      
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         <category term="日記" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
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      <![CDATA[僕がお世話になっている劇場・タイニイアリスが、
2013年に30周年を迎えます。
今、30周年に向けて、記念本の出版を計画しています。
活動状況は、こちら。
<a href="http://alice30.tinyalice.net/">http://alice30.tinyalice.net/</a>

というわけで、いろいろな劇場の記念本を読んでいます。
<strong>「OMSとその時代―柱のある劇場 扇町ミュージアムスクエアの18年」</strong>
今日は、この本を読んだ感想をメモ。

]]>
      大阪の小劇場、扇町ミュージアムスクエアの閉館を記念して、
出版された本で、

本の構成は、

１．巻頭グラビア
・カラーのチラシ（演劇と映画、それぞれ18枚ずつ） 
・７回行われた劇場プロデュース公演の写真

２．インタビュー
・三つの時代に区切られた、演劇の作り手68人のインタビュー
・劇場にゆかりの新聞記者6人のインタビュー

３．巻末おまけ
・イラストの地図
・OMSの基礎知識（トリビア）
・年表（項目は、期間,団体名,タイトル,作・演出の名前）

内容の８０％ぐらいが、２．の作り手68人のインタビューでした。
インタビューは、閉館を記念して作られた本だからか、
基本的には、OMSでの思い出を語るもので、
東京より大阪のほうが劇団同士が仲が良いなど、
演劇の地域性の違いも見えるような気がしました。

新聞記者のインタビューが、別の視点を獲得できていれば、
さらによかったと思うのですが、
こちらもOMSでの思い出を語るもので、
客観的にこの劇場がどう見られてきたのか、などは、
残念ながら、わかりませんでした。

その時期その時期の、劇場に対する客観的な評価というのは、
どうやって調べればいいのでしょうか？
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   <title>金世一（キムセイル）の声のワークショップ</title>
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   <published>2012-01-03T06:10:59Z</published>
   <updated>2012-01-11T13:32:52Z</updated>
   
   <summary>金世一さんに声のワークショップをやってもらいました。 動画は撮ったのだけど、写真...</summary>
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      <name>鈴木厚人</name>
      
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      金世一さんに声のワークショップをやってもらいました。
動画は撮ったのだけど、写真を撮るの忘れてしまったので、
写真はなしです。

まず、芸術の訓練というものはどういうものなのか、を、
絵画や音楽を例にした説明から、ワークショップが始まったのが、
僕にはとても印象的でした。

「音楽なら、楽譜の読み方から始め、バイエルをやる。
簡単なものから順番にやっていく。要は、
芸術というものは、達人のレベルにいくために、
学ばなければいけない順番が決まっている。

では、演技が教えられるものだとしたら、
どんなプロセスを踏んでいくのか」

といった風に続いていくのでした。
説明がうまい人は、たとえ話をすごくうまく使うのですね。
そして、今回の内容をまとめると、、、


      -----

金世一氏の、演技訓練において、最も重要なのが「自己意識」である。
よって、演技訓練も、自己意識を高めることをその目的にして行われる。
では、自己意識とは何か？

自己意識とは、決まっているある形＝やるべきことをやりながら、
やっちゃいけないことをやらない、
を守るために自己コントロールをすることである。

ワークショップの参加者は、例えば発声訓練を通じて、
具体的な目標を持ち、その目標と自分がどれくらい離れているか、
距離をはっきりと認識する、ということを体験する。
それは、いい演技をするには、目標を正確にわかっていて、
効率的にコントロールしながらその目標へ自分を持っていくこと、
が必要だからである。

参加者が目標を自ら具体的に設定することを要求しているところが、
この演技訓練が非常に優れている点だと私は思う。
例えば、発声なら、まず自分の声を聞く。
今どういう声を出しているかをはっきりと認識してから、
次にどういう声を出したらいいか具体的にイメージする。
そして、目標に達するために何をするべきかを見極めて、
繰り返し練習する、というプロセスを踏む。

目標が明確なので迷いは生まれない。
また、『目標を正確にわかっていて、
効率的にコントロールしながらその目標へ自分を持っていく』
という原理さえ踏まえれば、
どんな訓練方法（日本舞踊、鈴木メソッド、パンドマイム等々）でも、
実際の役作りにおいても、応用できる。

-----

興味がある方は、今年もやりますので、是非ご参加ください。

-前回のデータ-
日時：2011年12月28日(水)18:30～22:00
場所：杉並区荻窪の劇団印象-indian elephant-の稽古場
参加費：1,000円
参加者：12名
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   <title>大晦日にＴＰＰについて考える</title>
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   <published>2011-12-31T07:04:11Z</published>
   <updated>2011-12-31T07:09:41Z</updated>
   
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      <name>鈴木厚人</name>
      
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大晦日にやるべきことかどうかはわからないが、
ＴＰＰについて調べてる。ＴＰＰって何？

そもそもアルファベットがわかりにくい。
Trans-Pacific Strategic Economic Partnership
＝環太平洋戦略的経済連携協定。
わかりにくいが、ＴＰＰの３文字よりはわかる。

要は、環太平洋地域（太平洋を囲む形で存在している国々）で
自由貿易の原則を徹底して、
関税等々を撤廃しようとしている協定、らしい。

なんとなく、工業（外需産業）に従事している人は賛成し、
農業（内需産業）に従事している人は反対している構図がある気がする。
日本経済は、（少なくとも金額の面では）輸出企業が牽引しているから、
政府は、ＴＰＰに進めようとしている、というのが現状のようだ。

しかし、自由貿易＝市場原理に全てを委ねてしまっていいのか？
効率だけを追求していった場合に、壊れてしまうものがあるのではないか？
では、その壊れてしまうものとは、何なのだろうか？
それを考えてみる。

]]>
      非合理な農業行政によって、
高い食品を買わされている弱者＝消費者という図式があるとして、
その非合理な農業行政を守っている関税障壁を撤廃し、
自由な市場によって、
弱者（＝消費者）を不利益から開放する、というロジックはわかる。
でも、弱者（＝消費者）保護と環境（≒共同体）保護が矛盾する場合、
手段の吟味が必要なのではないか？

ＴＰＰは、
既得権益であるかもしれない農協（僕は農協については詳しくない）
をやっつけてくれるかもしれないが、それと付随して、
日本の農村共同体をも一緒にやっつけられてしまうかもしれない。
つまり、悪い農協・悪い農家と、良い農家・普通の農家を区別なく、
根こそぎ倒してしまい、
農業を軸とした日本の共同体を壊してはしまわないだろうか？

日本の農業政策には確かに問題があるとして、
だから、必ずＴＰＰなのか？別の手段はないのか？
そこを考えなきゃいけないのではないか。
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   <title>読書日記２０１１年１２月　その２</title>
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   <published>2011-12-24T03:07:38Z</published>
   <updated>2011-12-24T03:14:13Z</updated>
   
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<strong>「少将滋幹の母」</strong>
谷崎潤一郎・著
同じ作家を続けて読んでいくと、
あるモチーフが繰り返し使われていることに気づかされる。
たとえば、「痴人の愛」のナオミという人物は、
「刺青」の女にその原型を見出せるし、
「少将滋幹の母」では、現実の愛する人よりも、
記憶が幻想と交じり合ったイメージのその人の方が
美しくまた尊いのだという「春琴抄」のテーマが繰り返されている。

頭では主役のように描かれ、
やがて物語に出てこなくなってしまう「平中」というキャラが
僕にはおもしろかった。

女好きで、
当時の女性たちを口説いていく様子が細かに描かれているのだが、
もてるのに、ところどころが三枚目で、
肝心なところで失敗するのがかわいらしい。
墨の水の涙のくだりや、
ラブレターの二文字の返事のエピソードなどが特に。


<strong>「盲目物語」</strong>
谷崎潤一郎・著
今年の大河ドラマの「江～姫たちの戦国～」と同じ時代設定で、
お市の方に仕えた盲目の按摩の視点で語られる。
美しい日本語の古典的文体は読んでいて気持ちいい。

が、目が見えない男が、絶世の美女に仕えるという設定、しかも
始終その美女のからだに触れていられる（按摩という）設定なのに、
谷崎特有の変態性がほとんど出てこないのが残念。

「盲目物語」の二年後に発表されたのが「春琴抄」だから、
下書き的作品なのかもしれない。]]>
      
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   <title>読書日記２０１１年１２月　その１</title>
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   <published>2011-12-17T01:28:06Z</published>
   <updated>2011-12-17T01:32:34Z</updated>
   
   <summary>Follow me on twitter! http://twitter.com...</summary>
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      <name>鈴木厚人</name>
      
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      <![CDATA[Follow me on twitter! <a href="http://twitter.com/@Atsuto_Suzuki">http://twitter.com/@Atsuto_Suzuki</a>

<strong>「瘋癲老人日記」</strong>
谷崎潤一郎・著
時間を作って谷崎を読み漁る日々。
漢字とカタカナだけで綴られる文章の遊び性は、
句読点が極度に少ない「春琴抄」と似ている。
難しい漢字も多く、一々調べながらだと、時間がかかってしょうがない。
だが、段々慣れてくると、それが快感になってくる。
そして、最後でその結構が崩れる構成になっていて、見事の一言だ。

以上が様式的な話だとすると、
インポになった７７歳の老人の性欲の話だという内容も、
とても「今」的だし、物凄い傑作だと思う。


<strong>「痴人の愛」</strong>
谷崎潤一郎・著
こちらは一人称で語られる告白調文体（ナレーション文体）。
妖婦に翻弄される男が、筒井康隆の登場人物のように、
徹底的に破滅していくので、笑えるのに、怖い。
特に男の読者は、身につまされるのではないか。

また、破滅によって、逆説的に救われるというのが、
谷崎潤一郎的だと思う。]]>
      
   </content>
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   <title>「トゥールーズ=ロートレック」展</title>
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   <published>2011-12-13T17:09:04Z</published>
   <updated>2011-12-13T17:17:36Z</updated>
   
   <summary>そんなにロートレックに興味はなかった （あまり知らないから）んだけど、 タダ券を...</summary>
   <author>
      <name>鈴木厚人</name>
      
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         <category term="新しい発見" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.inzou.com/blog/">
      <![CDATA[そんなにロートレックに興味はなかった
（あまり知らないから）んだけど、
タダ券をもらったので、ロートレック展に行ってきた。

ロートレックが芝居好きの人だったらしく、
女優の絵をたくさん描いてて面白かった。
なかでも、ロイ・フラーLoie Fullerをモデルにしててビックリ。
川上音二郎と貞奴のパリ万博での公演を後押ししたのが彼女なのだ。

彼女は、ダンサーだけど、
舞台照明というものをいち早くダンスに取り入れたことで有名で、
貞奴の演技がヨーロッパで評判を取ったのも、
ロイ・フラーの照明があったからこそらしい。
ロートレックが描いたロイ・フラーも七色の照明に光る姿なのだ。

他に、ロートレックは、
フットライト気味の光に照らされた女優の絵を何枚も残しており、
19世紀末、舞台芸術に照明という技術が入ってきたことが、
いかに、"事件"だったのかが想像できる。

というわけで、あまり絵画史を気にしないで、
演劇史的視点で、ロートレック展を見て来たのだ。

<img alt="LoieFuller.jpg" src="http://www.inzou.com/blog/images/LoieFuller.jpg" width="350" height="471" />
<strong>ロートレックが描いたロイ・フラー</strong>]]>
      
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   <title>読書日記２０１１年１１月　その２</title>
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   <published>2011-12-13T00:59:54Z</published>
   <updated>2011-12-13T01:04:42Z</updated>
   
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      <name>鈴木厚人</name>
      
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      <![CDATA[Follow me on twitter! <a href="http://twitter.com/@Atsuto_Suzuki">http://twitter.com/@Atsuto_Suzuki</a>

<strong>「永遠の０」</strong>
百田尚樹・著
「妻月」を観に来てくれたお客さんからもらって読んだ小説。
特攻隊として死んだ零戦パイロットの祖父を持つ青年が、
祖父の戦友たちに祖父がどんな人間だったのかを、
聞き取り調査しながら、祖父の本当の姿を知っていくというプロット。

零戦や特攻隊、太平洋戦争について、
時系列で知ることができる構成なので、
歴史の入門書としてもおもしろく読めた。
特攻隊の戦果確認を電信の打電（モールス信号）によって
特攻隊員自らがやらされていた、というエピソードは、
あまりにも悲惨で読むのが辛かった。]]>
      
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   <title>読書日記２０１１年１１月　その１</title>
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   <published>2011-11-24T14:48:54Z</published>
   <updated>2011-11-23T15:18:00Z</updated>
   
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      <name>鈴木厚人</name>
      
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<strong>「ワーニャおじさん」</strong>
アントン・チェーホフ著
小野理子・訳
チェーホフの四大戯曲の中で、唯一読んでいなかったもの。
でも一番好きかもしれない。一言で言えば、
主人公のワーニャがそれまでの47年間の人生を後悔する様子を、
その姪のソーニャの視点から眺めるという構成。
そのワーニャの後悔の長台詞に胸が打たれた。

読者や観客というのは、自分の過去の経験・体験を通して、
作品を見てしまう。自分の背景から逃れて作品は見られない。
ワーニャの後悔は、中年の男が持つ典型的な感情だから、
僕は感情移入してしまったけど、
女の人がこの作品を読んだら、全く別のことを感じるのかもしれない。


<strong>「結婚申込」</strong>
アントン・チェーホフ著
牧原純・福田善之の共訳と、松下裕の訳で。
20分ぐらいの短編を書く勉強のために、人に薦められて読んだ。
最初、読んだのは、牧原純・福田善之の共訳のほうで、
九州の方言で訳されたユニークな翻訳のものだったんだけど、
僕は全然おもしろいと思えなかった。

で、なんでこんなの薦めたんだろうと思ったりしたんだけど、
たまたま別の訳（松下裕・訳）を見つけて読んだら、
おもしろいと思えたし、薦めてくれた意図もよくわかった。
それに、翻訳について考えるきっかけにもなった。

結局のところ、言葉のリズム、
台詞から伝わるキャラクターの類型的な描写が、
方言訳だと僕には全然読み取れなかった。
戯曲の構造、筋の構成は、笑わせる劇として方言訳でも用意されている。
つまり翻訳しても消えないものだけど、
台詞のリズムは地域限定的に理解される性質のものなんだな。

そして、九州の方言で書かれた台詞も読めるよ。
読めるけどさ、、、僕は標準語でしか、
言葉の細かいニュアンスがわからない。そこが悲しい。


<strong>「チェーホフの戦争」</strong>
宮沢章夫・著
本を深く読む、とりわけ戯曲を深く読むという行為は、
なんと難しいのだろう。読む頻度を増やせば、
速く読むことはできるようにはなるが、それが何だと言うのだ。

著者がチェーホフの四大戯曲を深く読んで、
そこで発見したことを綴っているだけなのに、この本は、
読むという行為そのものへ著者の強い愛を感じられ、
そこに感動してしまった。もちろん、
チェーホフがどのように技法を戯曲に仕込んだのか、
ドラマツルギーとは何か、ということが
難しくない言葉で語られるのもありがたい。]]>
      
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   <title>11/23　商店街とスローフード</title>
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   <published>2011-11-22T15:17:06Z</published>
   <updated>2011-11-23T15:28:39Z</updated>
   
   <summary>妻月後記11/23 せんがわ劇場勤務14日目。 相変わらず劇場で働く日は、チェー...</summary>
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      <name>鈴木厚人</name>
      
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      妻月後記11/23
せんがわ劇場勤務14日目。
相変わらず劇場で働く日は、チェーン店ではなく、
商店街の店でご飯を食べるというのを続けている。
牛丼屋で食べちゃえば、500円以内で済むのを、
地元の店で食べると安くても900円ぐらいになっちゃうから、
結構ぜいたくをしてるということだ。

値段が倍だからと言って、味が２倍美味しいとはなかなかいかない。
ただし、広い店が多いし、お客さんもチェーン店に比べれば少ない。
だから、のんびりできる。
食べ終わった後もしばらく席でぼーっとできる。
まさにスローフードだ。
逆に言えば、チェーン店では、
ものすごく効率的に食べさせられている、ということだが。

なんとなく商店街について考えてしまうのは、
昨日見た「サウダーヂ」という映画が強烈だったからだ。

ヒリヒリ痛くなるほど、日本の「今」と向かい合ってるというか、
戦っている映画だった。
甲府（という地方都市）の土方やラッパーというキャラクターは、
僕には描けない。作り手として嫉妬をしてしまうし、
描ける人物の幅が狭い、自分のぬるさが身に沁みる。
商業映画ではないから、万人が喜ぶものではない思うけど、
作り手には是非見てほしい作品だ。

「サウダーヂ」の甲府の商店街に比べれば、
仙川の商店街はまだまだ活気がある。
しかし、何もしなかったら、、、。
      
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   <title>11/15　テーマとプロット</title>
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   <published>2011-11-15T02:37:15Z</published>
   <updated>2011-11-16T03:29:33Z</updated>
   
   <summary>妻月後記11/15 気がつけば、11月も真ん中。ソヌは昨日14日に帰ってしまった...</summary>
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      <name>鈴木厚人</name>
      
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      妻月後記11/15
気がつけば、11月も真ん中。ソヌは昨日14日に帰ってしまった。
韓国で次の舞台がすぐあるとはいえ、全く急すぎる。
冷蔵庫にソヌのために大量に買いおきしてあった納豆が、
たくさん残っているのを見ると、とても寂しい気持ちになる。

21:30から、高田馬場でモズ企画の会議。
午前中に考えた「相撲」をモチーフにしたアイディアを
A4一枚の企画書にして提案する。
24:00から、世一さんとそのまま飲む。
僕の出したそのアイディアに、いつもどおりたくさんダメ出しが出る。

その中で、
なんとなくテーマとプロットをつなげるということがどういうことか、
わかった気がした。例えば、
「ＳはＭる。だから、ＳをＭらないようにできれば、
ＳはＯないようにできるはずだ」ということなんだけど。

帰りはエコタクシー。
初乗料金が安いし、割増がつかないので、かなりお徳。
こんなタクシーがあるなんて知らなかった！
      
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   <title>「妻月（さいげつ）」の舞台写真</title>
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   <published>2011-11-04T00:31:31Z</published>
   <updated>2011-11-04T03:54:15Z</updated>
   
   <summary>写真家・青木司さんに撮影していただいた、 劇団印象-indian elephan...</summary>
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      <name>鈴木厚人</name>
      
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      <![CDATA[写真家・青木司さんに撮影していただいた、
劇団印象-indian elephant- 第16回公演
「妻月（さいげつ）」の舞台写真です！

<img alt="saigetsu02a.jpg" src="http://www.inzou.com/blog/images/saigetsu02a.jpg" width="400" height="267" />

公演詳細はこちら！
<a href="http://www.inzou.com/saigetsu/index.html">http://www.inzou.com/saigetsu/index.html</a>

リピーター割引き
<strong>1,000円</strong>
本公演の半券チケットをお持ちいただければ、
1,000円でご案内いたします。
お席確保の都合上、ご予約の際に、
リピーター割引きご利用の旨、お知らせください。]]>
      
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   <title>10/31　西宮紀子さんの舞台美術</title>
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   <published>2011-10-31T02:35:46Z</published>
   <updated>2011-11-16T02:39:17Z</updated>
   
   <summary>小屋入り初日。 西宮紀子さんの舞台美術が少しずつできあがっていく。 今回の美術プ...</summary>
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      <name>鈴木厚人</name>
      
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      小屋入り初日。
西宮紀子さんの舞台美術が少しずつできあがっていく。
今回の美術プランは、結構勝負していると思う。
見た人の心にいろんなものが浮かべばいいなあ。
      
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