2016年07月10日
 ■  London日記(Birmingham編) 8ヶ月と10日目

Birminghamの児童青少年演劇祭「On The Edge」があっという間に終わってしまった。

Birminghamに行って、一番の収穫は、西安出身のLuLuに会ったことであった。いい芝居もいくつかあったが、やはり同世代の演劇人と出会うことが何より刺激になる。LuLuは、中国人だが、中国にしては珍しく、国立や省立(言い方が正しいかは不明)ではなく、私立の劇団でアシスタントをしている女性だった。

中国には、劇団がたくさんあり、大きな劇団はほとんど公立で、給料が出るためか、安定志向になり、企画力が弱くなるという話はどこかで聞いていた。彼女の劇団は、いい作品を作るために私立で、だけど、お金を集めるために、公立の劇団と組んで(共同制作して)、いわば企画を売ることをビジネスモデルにしているとのことだった。

日本の京都に憧れるという彼女は、「中国は、今、新しいものがもてはやされている、古いものがどんどん壊されている。中国の文化遺産(注・お寺などの建築様式のことだと思う。)を守っているのは、むしろ日本だ。私は、中国の伝統や昔からの文化を使った演劇を作りたい。公立の劇団にはそれを作る企画力がないから、私たちがやるのだ」と熱く語っていた。

彼女からもらったDVDには、兵馬俑を題材にした、子どものための演劇が入っていて、中国語なので、内容の全てがわかったわけではないけど、何か新しい勢いを感じる作品だった。またしても、イギリスにいて、アジアから刺激をもらってしまうのであった。

投稿者 atsuto : 2016年07月10日 01:51

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