2015年09月29日
 ■  自殺率の高い台所

タイから帰ってきてから始めたことのもう一つに、料理がある。

ロンドンでの生活を見据えて、
自炊の技術を身につけておかなければと思ったのである。
これもストレッチと同じで、始めてみると楽しいのだが、
ストレッチ以上に、その人の性格が出るのが、よくわかった。

私は、物事を整理するのが得意ではない。
ゆえに、頭の中がとっちらかっているのはいつものことだが、
料理をすると、台所もとっちらかる。
そして、物がよく燃える。食べ物ではない、物が燃える。
鍋掴み、とか、食品の入っていた容器とか、
焚き火を眺めていた人が、火に近すぎて燃える、みたいな。

皿もよく自殺する。私が割るわけではない。
皿のほうから床へ飛び降りるのだ。自殺率の高い台所だ。
日本の自殺率を何とかする前に、台所の自殺率も何とかしなければ。

しかし、今まで、高嶺の花だった料理というものが、
自分の手元にやってくる感覚は何とも言えない。
特に、フレンチトーストがあんなに簡単に作れるものだったなんて!
毎日だって、食べれるんだよ、フレンチトーストが!

料理を作るのがうまくなれば、
きっと芝居作りの段取りもうまくなる、そんな気がする。

2015年09月27日
 ■  捨てる先生あれば、拾う神あり

タイ語のPlivate Lessonを受けている話を書いたが、
英語でも同様に始めようと思い、
早速、例のサイトを利用して、
1,000円のTlial Lessonの先生を探して、連絡をしてみた。

メールでこちらの要望を伝える。
英語は、とにかく聞き取りの能力を伸ばしたい。
というのは、最近、発音に関してはかなりの上達を実感しているからだ。

アジア人同士での英語での会話は、あまり困らなくなったのだが、
これがEulopean、とりわけ英語Natibeになると、
相手が何を言っているのか、全然わからないことが多くて、
(ゆっくり何度も話せば、こっちの言いたいことは伝わる。)
この状況を何とかしたいのだった。

しかし、Tlial Lessonの後、
先生から一言。
「私にはあなたは教えられない。別の先生を探したがほうがいい。」
と、遠回りに言われてしまった。こんなことって、あるのか?
実は、レッスンを自由な会話にしたくて、
毎週一本、映画か小説について、語るということを提案したのだが、
「私は、その手のことに関して、知識がないし。。。」
普段、どんな風に英語を教えてるのか?と聞けば、
a situational lessonだと言うのだ。あ、切符買ったりするやつですね。
そんなものは、Natibeの先生じゃなくても教えられるし、、、
そもそも本で勉強できるのでは、、、と思いながら、その言葉は飲み込んだ。

しかし、イギリス人も遠回りに言うんだな、
何も恥ずかしがりやは日本人の専売特許じゃないんだと、
実感を持って知れたことがよかった。

その日の夜、駅前を歩いていたら、
アメリカ人の二人組から声を掛けられる。
「あなた、クールですね。英語、勉強しませんか?」
なぜ、俺が英語を勉強したいとわかったんだ?
なるほど、アメリカ人には、俺の個人情報ダダ漏れなんだな。
聞けば、無料の英会話をエサに、キリスト教の勧誘をしてるとのことでした。

日本人の英語コンプレックスを利用した、
なんと合理的な勧誘方法なのだろう?
実感を持って、「Oh my god!」の使い方が学べるなんて!
しかし、その時、俺はとても疲れていてお腹も空いていたので、
「I have to letuln back to my loom, because I'm leally hungly」
とだけ伝えて、彼らの元を去ったのだった。
彼らの耳には、俺の軽やかなイングリッシュが響いていたことだろう。

2015年09月26日
 ■  ストレッチのすすめ

タイから帰ってきてから始めたことの一つに、ストレッチがある。

共演者の今井美佐穂さんから、
「アツト君、身体硬すぎだよ、ストレッチとかしたら?」
とアドバイスされ、帰国後からほぼ毎日やっていたのだ。
何でも毎日続けると楽しくなっていく。

とりあえず、股関節を中心に伸ばして、3週間毎日やっていた。
すると、3週間でもかなり柔らかくなる。
調子に乗って、ストレッチのことをネットで調べたりして、
一年後に開脚(股割り)できるようになることを目標に、
どんどん、負荷を強くしていったら、
ある日、歩くのが困難なほど筋を痛めてしまった。

痛みが取れるまで、2,3日かかって、
その後、ストレッチを再開したところ、
8月31日の硬い状態に、股関節の筋肉が戻っていた。
いや、8月31日よりも硬くなっているような気がする。
「伸張反射」というらしく、
筋肉がこれ以上伸びてダメージを受けないよう、収縮してしまうらしく、
せっかく柔らかくなったのに、またゼロから、
いやむしろマイナスからのスタートである。

しかし、
ストレッチ中は呼吸は止めずに、ゆっくり伸ばさなくてはいけない、
このことを身を持って体験できたのはよかった。
何事もやりすぎはよくないし、進歩はゆっくりやって来るらしい。
焦っては、自分の身を痛めるだけなのだ。

2015年09月21日
 ■  タイ語のLESSON vol.1

本格的にタイ語をちゃんと勉強しようと思って、
タイ語通訳のSさんに、
お金を使わないでタイ語を勉強するにはどうしたらいいか、と相談した。
お金が無くても語学の勉強はできるのか?難しい課題である。

しかし、Sさんからは、「特に、最初は、きちんと習ったほうがいい、
なぜなら、日本語にない発音とかは、独学だと身に付けるのは難しいから」
と言われ、あっさりお金を使うほうに方針を転換することにした。

ただ、語学学校は高い。でも、グループレッスンは時間対効果が低いので、
安くプライヴェートレッスンを受けるために、
ハロー先生ドットコムというサイトを利用してみた。
http://hello-sensei.com/

いわゆる語学の先生と生徒の出会い系サイトである。
しかし、タイ語の先生は、若い女性(20代)、しかも、
教師経験: 1年未満、日本滞在歴: 1年未満の人が多くて、
さらに体験レッスン(60分)が500円???!
これは、本当に語学目的で使われてるのだろうか?と訝しく思う。

本来なら若くて、自分好みの容姿の異性の先生を選びたくなるところだが、
(それはあくまでリサーチのためだ!)
この日は、理性が本能に勝ってしまって、
むしろ、レッスン料が高い30代の人にした。時間対効果を優先したのだ。
ちなみに紹介料は、サイトに2800円払う。

お金を払うと先生のメールアドレスを教えてもらえる。
英語で最初に会う場所、時間、
そして、レッスン料の値引きの交渉をしたりして、
いざ当日!という流れである。

ここまで書いて、単なるサイトの紹介の文章になってしまったことに気づいた。
特に大きなトラブルもなく、進んでしまったのだよ。
ちなみに、すごく親切な先生だし、
日本語よりも英語が得意な人だから、レッスンも英語で、
英語の勉強になるという、なんか一石二鳥なのだった。

2015年09月10日
 ■  タイの現代演劇についてのリサーチ2015

最近は、6月~8月に忙しくてできなかった、
タイの現代演劇のアーティスト・プロデューサーへのインタビューを、
まとめる作業をやっています。

今年の4月~5月に行った、タイの現代演劇についてのリサーチは、
9組のタイの現代演劇のアーティスト・プロデューサーへ、
インタビューを行いました。一組毎のインタビューを、
「タイ演劇のキーパーソン・劇場」として、まとめました。

主要なタイの演劇人たちの個人史や信念を
できるだけ取り上げようと意図しました。全編読んでいただければ、
バンコクの今の演劇状況が浮かび上がってくると思います。
ご興味がある方は、PDFでお送りします。
但し、必ず、感想か、さらに聞きたくなったことを教えていただきたいです。

タイの現代演劇についてのリサーチ2015
「タイ演劇のキーパーソン・劇場」

1. プラディット・プラサトーン(Pradit Prasartthong)氏
2. ナルモン・タマプルックサー(Narumol Thammapruksa)氏
3. トンロー・アートスペース(Thong Lor Art Space)
4. クレッシェント・ムーン(Crescent Moon theatre)
5. Bフロア(B-floor)
6. ニコン・セタン(Nikorn Sae Tang)氏
7. デモクレイジー・スタジオ(Democrazy Studio)
8. ベイビー・マイム(Baby Mime)
9. クリエイティブ・インダストリーズ(Creative Industries)
10. 番外編「東南アジア・米文化の精霊的な面からの考察」を見て

※写真は、バンコクのスラムを訪れた時の写真。