2015年04月16日
 ■  2015年のタイ10・11日目

10日目(4月14日)

戯曲を書くための取材というのは、何をすればいいのだろう?
一番したいのは、代理母出産を使って、20人の赤ちゃんを得た、
お金持ちの日本人男性(当時、若干24歳)に会って、
「何で、こういうことをしたんですか?」と聞くことなんだけど、
もちろん、彼に会うことはできない。
だから、せめて、事件が起こった場所を、自分の目で見たい。
そこから感じ取れる空気を、劇作の参考にするのだ。

2014年8月5日、バンコクの警察が、とあるコンドミニアムで、
身元不明の生後1カ月~2歳の乳児計9人を保護した。
父親は1人の日本人男性で、9人全員が代理出産で生まれた。
日本でも大きく報道されたこの事件を元に、私は今、
「グローバル・ベイビー・ファクトリー2」という芝居を作ろうとしている。

doraemon.jpg

件のコンドミニアムは、私のマンスリーマンションから、
車で10分ほどのところにあった。
少しだけお洒落な外観と、日本車やドイツ車などが停まっている駐車場。
高級感は感じるが、そこまで手が届かない感じではない。
近くには、ドラえもんのデザインが入った、コンビニエンスストアがあった。

このコンドミニアムは、オートロックになってて外からは入れず、
一階玄関の受付の人はあまり英語が話せなかった。
私は、コンドミニアムの敷地をぐるっと回った。
敷地内には、プールらしきものがあったが、泳いでいる人影はなかった。

赤ちゃん連れの母親の姿もあった。
探偵モードになっているため、普通の親子には見えない(笑)
もしかしたら、代理出産で産まれた子どもと乳母か?なんて考えるが、
真相は不明。

受付の人から、管理者の名刺をもらい、この日は退散した。
しかし、タイ語もできないし、英語も大してできない。
しかも、タイの社会は、こういう話題に対して、Openにはなりにくい。
どうやって、取材を続けていけばいいのだろうか?

niche01.jpg

11日目(4月15日)

取材の方法は、とりあえず、脇に置いといて、
戯曲を書き進めることにした一日。
しかし、これが進まない。進まない。
外出しないで、一日中、部屋にいたのに、
2ページしか書き進まず、しかも、書いたものが気に入らない。
日本で書けないものは、外国でも書けない。
久し振りの、a writer's blockとの再会を祝して、
飲めないbeerを無理して飲み、早めに就寝。
しかし、夢に見るのは、台本のことだった。

投稿者 atsuto : 2015年04月16日 18:51

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