2014年08月30日
 ■  劇団印象-indian elephant-、「NPO」になる!

2014年8月29日をもって、
劇団印象-indian elephant-は、
特定非営利活動法人つまり、「NPO」になりました!

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申請にあたって、骨を折ってくださった、
多くの関係者に感謝致します。
ありがとうございました!

法人化することによって、
何が変わるのかは、まだわかりませんが、
私が、いい戯曲を書いて、いい演出をして、
素晴らしい演劇作品をたくさん世に出していくことが、
活動の根幹であることは変わりません。

今後とも、どうぞよろしくお願い致します。

鈴木アツト

2014年08月24日
 ■  PETAのAsian People’s Theater Workshopに参加

フィリピンは、PETA/Philippine Educational Theater Associationの、
Asian People’s Theater Workshopに参加してきました。

すごく刺激的な8日間でした。
PETAとは、今後も関わっていきたいと思っています。

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2014年08月13日
 ■  匂衣(におい)の予告編動画をアップしました!

匂衣(におい)-The blind and the dog- 予告編動画をアップしました!
たくさんの方におすすめしていただけると嬉しいです!

目が見えない人にとっての美とは何か?

例えば、あなたの身近に 目が見えない人がいるとして、

その人が美しいと思うものは何だろう?

その人がもし目が見えたら 見たいと思うものは何だろう?


売れない外国人の舞台女優と、目が見えない少女との交流
匂衣(におい)~The blind and the dog~

劇団印象-indian elephant-の代表作
タイ・ヴァージョンとして再演。
匂衣(におい)公演特設ページはこちら。

東京公演
2014年10月22日(水)~26日(日)
下北沢・シアター711

バンコク公演
2014年10月31日(金)~11月1日(土)
Chulalongkorn University

2014年08月02日
 ■  国際児童青少年演劇フェスティバルおきなわ2014 三日目

フェスティバルにあるのは、舞台芸術作品の上演だけではない。
様々なテーマのシンポウジムに参加するというのも、
見識を広げるためには、重要だ。

しかし、上演やシンポジウム、
あらゆる出し物が同時並行で行われているので、
全てに参加することはできない。
そして、当たりもあれば、はずれもある。
演劇祭のメインの企画ではなかったけど、
「海外発信・交流の計画・実施する」というアーツマネジメント講座の、
プロデューサー下山久氏の話は、その中でも特におもしろかった。

「大人は自身で選べるけど、子供は選べない。
 だから、子供にこそ最高の物を見せなきゃいけない。」
「私の夢は、アジアの多国籍劇団を作って、
 アジア中の子供たちに素晴らしい児童演劇を見せて回ることです。」

というスケールがでっかい話をいっぱいしてくれた。
こんな人がいたのか。
世界の演劇状況を聞くと、
自分がいかに狭い世界で演劇をやっているのかということに気づかされる。

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写真は、「りんがりんが」の上演後の風景。

さて、今日見た作品は、どれもとても素晴らしかった。
「りんがりんが」「バルトロメオ」「石・棒・折れた骨」。
特に、「石・棒・折れた骨」は、
子供よりも大人のほうが感動するのではないだろうか。
私は、クライマックスの演者のジェフからのメッセージを聞く度に、
涙が出そうになるのだ。
どこかでまとまった劇評を書ければと思うのだが、その時間があるかな?

いよいよ、明日が最終日である。

2014年08月01日
 ■  国際児童青少年演劇フェスティバルおきなわ2014 二日目

今年のフェスでは、アルゼンチン・フォーカスと題して、
アルゼンチンの三つ作品が、招聘されている。
「ボクのお人形」は、その中でも特に印象に残った。
60分の15歳以上向けの作品で、一人芝居。

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写真は、「ボクのお人形」の宣伝写真。

男優の、「母親が引っ越すので、
実家にあった自分が子供時代に使っていたクローゼットを、
引き取ってきた」という説明から芝居が始まる。

クローゼットから、子供時代の思い出、
バットマンのポスターや人形を取り出していきながら、
どう自分がゲイだと自覚して、家族にカミングアウトしたのか、
までを描いていた。

字幕の位置やタイミングが悪くて、
最初は作品の中に入っていけなかったのだが、
彼がもしかしたらゲイなのかな?とわかってくる、
つまり、作品の構造が理解できる頃には、俄然、おもしろくなっていった。

子供向けのお芝居だと、ノンバーバル(言葉を使わない)な芝居が主流だ。
私は、子供向けの作品を創りたいが、劇作家でもあるので、
そこにジレンマを感じる瞬間がままある。
しかし、この「ボクのお人形」は、
劇作家でなければ作れない言葉の芝居だった。

セクシャル・マイノリティーについてが主題ではなく、
自分の大切な秘密を、どう他者に伝えればいいかというのが主題だったのも、
思春期の観客にとって、とてもよかったのではないかと思う。

コーカサスの白墨の輪をベースにした、「女王の子」も、
同じくアルゼンチンの作品だった。こちらは、ノンバーバル。
この作品も私はとても好きだったのだが、
60分の上演時間中、3分の1の20分は、
コーカサスの白墨の輪の物語とは関係ない、
観客を引き込むための遊びをやっていた。
やはり掴みを丁寧にやられると、作品の世界に入っていきやすい。
子供向け(だけでないかもしれないが)の作品には、
この掴みがとても重要な要素だと思う。