2014年02月26日
 ■  福岡WS「戯曲の食べ方」第2日目

福岡ワークショップ「戯曲の食べ方」、全日程、無事終了!

2日目の昨日は、
福岡の劇作家・宮園瑠衣子さんの「岬のさえずり」を深く読み込んでいった。
戯曲を立体化するとはどういうことかを、分析し、実践するというプログラム。
演出力を磨くという視点でワークショップをするのは、
今回が初めてだったんだけど、
予想以上におもしろい内容になったので、
どこかで機会があれば、またやりたい。
というか、このワークショップは売れる!と思ったので(笑)
どなたか買ってください!

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東京で作ったものを、福岡に持っていくのではなく、
福岡で仲間を集めて、福岡で作って、福岡で上演する。
そして、福岡にファンを作る(笑)。地産地消?
スローフードならぬ、スロークリエーション?
野望は大きく、
過程(プロセス)と結果(作品のクオリティー)の両方で、
新しく、おもしろいことをしたいです。

さて、どう発展させたらいいかな?

2014年02月25日
 ■  福岡WS「戯曲の食べ方」第1日目

2日間だけだけど、福岡で演劇のワークショップをやってる。
昨日がその第1日目。
写真は、この企画をコーディネートしてくださった、近藤梨絵さん。

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福岡は4回目なんだけど、いつも演劇の仕事で来てる。呼ばれてる。
これは、演劇の神様が、
「あんた福岡でいい仕事しなさい!」と俺に言ってるとしか思えない。

演劇はね、
狭い意味では、演劇作品。
でも、広い意味では、演劇知の集まり、とも言える。
演劇知?何それ?

初めて出会った者同士が、お互いを知るにはどうしたらいいのか?
人間は歩く時に、どのように重心を移動させているのか?
夢中とはどういう状態か?夢中になるにはどうすればいいのか?
会話とはどのようにされているのか? 等々。

演劇知はさ、人間とはどういうものなのかを、詳細に見るための方法であり、
人間という存在の、「原理」に目を凝らす営みなんだよ。
神様が「いい仕事しなさい!」って言うなら、
俺は、それを真剣にマジに、福岡で出会った仲間に伝えなきゃいけない。
つまり、人間の「原理」を追い求めようぜ、めっちゃ面白いからって。

そして、今朝また神様が耳元で囁いた。
神様「昨日はいい仕事した?今日もいい仕事する?」
オレ「そんなの神のみぞ知る、でしょ?こっちは夢中でやるだけっすよ」

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2014年02月24日
 ■  龍田知美さんが稽古を見に来た!

劇団印象-indian elephant-のレギュラー出演者で、
現在、育児中の女優の龍田知美さんが、
「グローバル・ベイビー・ファクトリー」の稽古場に来てくれました。

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今回の出演者には、出産経験のある女優さんがいなかったので、
妊娠時の体験を、代理母役の出演者のために語ってくれたのです。

「妊娠と出産を経験した上で想像してみてほしいんだけど、
 代理母をいくらだったらやる?」なんて、意地悪な質問もしてみました。
龍田さんの答えは、、、内緒です。

僕と同世代の舞台女優で、
子供を産んでいる人は、なかなかいないです。
舞台女優でも、そして女性の劇作家でも、
子供が持てるような社会になるといいなあと思いますが、
そのためには、何をどうしていけばいいのでしょうか?

作品がおもしろいのは当たり前のこと。
さらに、作品を見て、みんなが議論し、より深く考えられる、
そういった公演にしたいです。

「グローバル・ベイビー・ファクトリー Global Baby Factory」
チケットのご予約はこちらから。
https://ticket.corich.jp/apply/52206/

2014年02月13日
 ■  「グローバル・ベイビー・ファクトリー」取材旅行まとめ

インド・タイ旅行1日目 ~ムンバイの夜景~
http://www.inzou.com/blog/2014/01/post_387.html


インド・タイ旅行2日目 ~飛行機に乗り遅れる~
http://www.inzou.com/blog/2014/01/post_388.html


インド・タイ旅行3日目 ~代理出産クリニックに、突撃取材敢行~
http://www.inzou.com/blog/2014/01/post_389.html

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インド・タイ旅行4日目 ~見たいのはお前の顔じゃない~
http://www.inzou.com/blog/2014/01/post_390.html


インド・タイ旅行5日目 ~インドで考えるモノの価格~
http://www.inzou.com/blog/2014/01/post_391.html


インド・タイ旅行6日目 ~旅にトラブルが無いと退屈だ~
http://www.inzou.com/blog/2014/01/post_392.html


インド・タイ旅行7日目 ~ムンバイの不妊治療クリニック~
http://www.inzou.com/blog/2014/01/7.html

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インド・タイ旅行8日目 ~バンコク到着~
http://www.inzou.com/blog/2014/01/post_393.html


インド・タイ旅行9日目 ~厳しいバンコクでの取材~
http://www.inzou.com/blog/2014/02/post_394.html


インド・タイ旅行10日目 ~最終日~
http://www.inzou.com/blog/2014/02/post_395.html

2014年02月06日
 ■  「グローバル・ベイビー・ファクトリー」の稽古、始まる。

「グローバル・ベイビー・ファクトリー」、稽古が始まった。
昨日が3日目の稽古で、そして、キャスティングを発表した。
そして、ちょっとだけ書き直した台本を渡した。
インドの代理母のパートである。

書き直す際に参考にしたのは、
松田正隆さんが薦めてくれた、
日本の戦後の、新劇の戯曲である。

田中澄江・作「水のほとりの女」(1950年発表)
貧しい、戦争未亡人の軽妙なダイアローグが飛び交う傑作なのだが、
その状況が、代理母たちの状況と重なる気がするのだ。

「俺の子供の頃の日本の風景は、インドみたいだった。そんなに変わらない」

稽古場で、ある俳優が言っていた。
日本だって、50年ぐらい前は、土煙の舞う土の道路で、
みんな交通ルールを無視して、道に唾を吐きながら、
車を運転していたのだ。

普遍的なものを探したい。今はまだ見えていなくても、
人間である以上、たくさんの共通する思いや想いがあるはずだ。

というわけで、ご予約お待ちしております。
http://www.inzou.com/gbf/index.html

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2014年02月03日
 ■  インド・タイ旅行10日目

深夜まで中華街をうろついていたので、
この日も起きれず、午後になってアポなし取材開始。
前日同様、ネットで、
バンコクの代理出産を行っていそうな会社・病院を検索し、
実際にその場所に行ってみる。

そこも昨日のエージェンシーと同じように、
立派なビルの中の、きれいなオフィスだった。
タイでは、代理出産は贅沢品なのだろうか?
さてさて、オフィスは土曜日のせいか、営業しておらず、取材終了。
最後は、尻すぼみになってしまった。

滞在先から一駅のMo Chit駅に向かい、
Weekend Marcketをぶらぶらする。
バンコクも2回目だから、だいぶ慣れた。
一人で行って、楽しめるところも増えた。

17時半にTuaさんと最後の晩餐をして、
Ari駅まで車で送ってもらう。
そして、空港へ。

タイに来た目的は、実は二つあった。
一つは、タイの代理出産ビジネスの取材。
もう一つは、タイの演劇人との交流。
今年秋に、
「匂衣~The blind and the dog~」の、
タイ・ヴァージョンを作りたいと思っていて、
その現地での準備もしたいと思っていたが、
そちらのほうも、全然進まなかった。
しかし、焦ってもしょうがない。ゆっくり準備しよう。
マイペンライ。そして、グッバイ、バンコク!

東京では、
「グローバル・ベイビー・ファクトリー」の稽古の日々が待っている。

2014年02月01日
 ■  インド・タイ旅行9日目

午前中は疲れて、ほとんど起きれなくて、11時に起床。
トゥアさんとブランチを食べた後に、
バンコクの代理出産エージェンシーにアポなし取材開始。
しかし、厳しい。

バンコクの中心街近くのあるビル。
一階は、リッチな感じのショッピングモールで、
上の階がオフィスビルになっている建物。
HPに書いてあったフロアに行ってみたが、その会社名のオフィスはない。
ウロウロしていると、
共同の受付みたいなところの、お姉ちゃんが気にしてくれて、
事情を説明すると、多分、あの会社じゃないかと、
取り次いでくれた。

現れたのは、50代の穏やかな感じのキャリアウーマン。
英語も聞き取りやすくて、
これはいい取材ができるのでは、かなり期待してしまったが、
researchという言葉を聞くと、すぐに険しい顔になった。

HPでは、うちの会社が、代理出産をやっているように見えたかもしれないが、
基本的には、仲介とカウンセリング(相談)だけをやっている。
クリニック、そして、代理母、両方とも紹介するのは難しい。
プライバシーもあるし、相手がそれを望まないだろう。

優しかったが、はっきりと取材を断られてしまった。
少し粘って、クリニックだけでも紹介できないか?と聞くと、
行くだけ行ってみてと、あるクリニックの場所と名前を教えてもらえた。

先のエージェンシーから、BTS(電車)で一駅。
そのビルもとてもリッチな感じ。
ビルの1階でセキリュティーチェックがあり、
パスポートを渡して、カードキーをもらって、クリニックへ。
明らかに高級感あふれる部屋。
受付で要件を伝えて、10分ぐらい待つと、
「ドクターは、(取材を)望んでいない」とナースからの伝言がある。
インドとは、全然違う反応に呆然としてしまう。

トゥアさんには、多分、取材は難しいんじゃないかと言われていたが。。。
完全に認識不足。準備不足。しかし、
多くの部分で、インドとタイの国民性の違いを感じることになった。

夕方以降は、トゥアさんの友人たちと、
観光スポットを巡るが、気分が沈んで、全然楽しめなかった。

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※写真は、旧正月を迎えた、バンコクの中華街。