2013年07月04日
 ■  「ソフィ カル―最後のとき/最初のとき」 2013年6月30日の日記

「ソフィ カル―最後のとき/最初のとき」を見に、
久し振りに原美術館に行って来た。

初めて海を見る人々の表情をとらえた映像作品「海を見る」(2011年)、
失明した人々を取材し、
写真とテキストで綴った「最後に見たもの」(2010年)、の2部構成。

hara-museum.jpg

「海を見る」は、想像よりは、凡庸な作品だった気がする。
大人になってから、初めて海を見た人の内面に迫っていたかというと、
迫りきれてない気がした。
映像ではなく、写真で表現したほうがよかったんじゃないか?
初めて海を見た子供たちの映像(みんな、海に入って、ジャブジャブ遊ぶ)は、
おもしろかったけど。

「最後に見たもの」は、
ものすごく暴力的な作品で、エピソードも多彩でおもしろかった。

ソフィ・カル展は、松田正隆さんが薦めてくれた。

月いちリーディングの時に、「匂衣」は、
宮沢章夫さんの著書「演劇は道具だ」の中で、
宮沢さんが、ある写真家の「盲目の人々」という展示について書いた文章に、
inspireされて発想した作品だったことをみんなに話したら、
松田さんが、
「それ、ソフィ・カルだよ。今、展示やっていて、
明日まで原美術館でやってるから見に行けば?」
と教えてくれたのだった。

ミュージアムショップで、「盲目の人々」の写真集も売っていた。
点字の装丁、写真、テキスト、どれを取っても刺激的で、
僕は、ソフィ・カルの作品では、この「盲目の人々」が一番好きみたいだ。

数年前まで、原美術館から歩いて15分くらいのところに住んでいたから、
街並みが懐かしかった。
ただ、僕の住んでいたマンションは、もう取り壊されてなかった。
時は過ぎていく。

投稿者 atsuto : 2013年07月04日 08:37

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