2012年09月18日
 ■  2012韓国演劇祭日記 9/18

2012年9月18日(火)

「青鬼」韓国公演から、昨日、帰国した。

字幕を通してだけれども、
たくさんの観客に、たくさん笑ってもらうことができたし、
リップサービスかもしれないが、
演劇祭側から、
「今回、日本から招聘した作品の中で、一番観客の反応が良かった」
ということも言ってもらえたので、いい結果を残すことができたと、
個人的には思っている。

ただ、そういったいい結果を残すことが、
今回の自分の目標だったのだろうかと、
公演が終わった後から、自問自答している。
つまり、それなりに笑ってもらって、
それなりに「青鬼」のメッセージを伝えられて、いうことは、
作品を「消費」してもらったということだけ、なのではないか?

2011年の4月に僕はこんなことを書いていた。
http://www.wonderlands.jp/archives/17829/
>日本の劇団が海外に作品を持っていく時には、
>自分たちが何を目指しているのかが、
>自国での公演と比べよりはっきりと問われることになると思う。

僕は、欲張りかもしれない。
自分の作品をエンターテインメントとして流通させたい、
(ある意味で、エンターテインメントとして消費されたい)と思う一方、
自分の作品が、観てくれた人の心に一秒でも長くこびりついていてほしい、
こびりついて、観てくれた人の感性を刺激し続けたい、とも思う。
そして、作品の創作と発表を通じて、
新しい何かを生み出したのだろうか、ということをさらに自問自答している。

今年は、「匂衣」と「青鬼」の公演によって、
韓国で自分の作品を上演するという目標は達成することができた。
字幕があったとしても、
自分の戯曲はおもしろがってもらえるということもわかった。
じゃあ、次は、何を目標とするべきなのか?
それを考えなければいけない。
(もちろん、今回の公演の反省点・
達成できなかったものを整理することも忘れてはいけない。)

投稿者 atsuto : 2012年09月18日 09:49

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