2011年03月01日
 ■  寺脇研さんとMay&タルオルム

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タルオルムの『金銀花永夜―クムンファヨンヤ』には、
映画評論家の寺脇研さんをお誘いした。
寺脇さんは、金哲義さんの作品の中に、「恨」の感性だけでなく、
「もののあはれ」の感性が垣間見えたことに驚いていた。
それこそ、在日だからこそ作れる、新しい可能性なのかもしれない。

しかし、寺脇さんは、『十の果て』はご覧になられていない。
見たら、何と言っただろうか?
僕は、『十の果て』のほうが好きだったから気になる。

寺脇さんとは韓国の映画界の話もした。
韓国の若手の映画人たちが、映画会社主催のイベントで、
会場の焼肉料理屋に集合した途端、そのお店を出て行ってしまった話。
その焼肉屋は、外国産の牛肉を使ってるから、
隣の豚肉料理屋(韓国産豚肉を使ってる)に行ってしまった。
でもお代は映画会社に払わせた。

寺脇「今、TPPが話題になっているけど、
韓国映画の若手みたいな問題意識、
そして行動を伴っている日本の若い映画人、演劇人はいるか?」
鈴木「・・・」
寺脇「しかも、そのイベントに参加した若手は、
売れてる奴もいれば、バイトしながら映画撮ってる奴もいる。
でも、みんなが問題意識を持っている」

もちろん、それは、
TPPをテーマにした映画・演劇をやれと言う意味ではない。

寺脇さんは、
TPPをテーマにした映画が日本にないことを嘆いていたのではなく、
目の前の一皿の焼肉料理が、
自分が暮らす社会や世界と密接につながっていると想像できる感性を、
映画人なら持たなければいけないのではないか?
と言っていたんじゃないかと思う。

投稿者 atsuto : 2011年03月01日 10:10

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