2010年11月11日
 ■  AAF戯曲賞 落選報告(2010年)

まず、自分の結果から。
今年もAAF戯曲賞は落選でした。
「青鬼」より「匂衣」のほうが戯曲としてはよく書けたかなと思っていたので、
去年よりかなり悔しかった。
また今年は審査員の方の指摘に納得いかない点も結構あった。
ただ、笑いや、戯曲の入り、そして母親の描き方に関しては、
多くの問題があるのはわかっていたので、
その部分がダメだという指摘には納得できた。

意外だったのは、劇場の方や、賞の関係者の間で、
「青鬼」がかなり気に入られていたということ。
「青鬼」みたいな作品は他にはあまりないみたいで、
強く印象に残っていたみたい。
まあ審査員からは、「青鬼」も「匂衣」も全く褒められてないんだけど(笑)

公開審査自体はスリリングだし、おもしろいのだけど、
是非、岸田戯曲賞のように、毎年の選評(審査の議事録)を残して欲しいし、
ネットなどで見られるようにして欲しい。
なぜ、今年、優秀賞なしになったのか、
審査員は、どういう戯曲観を持ち、どういう議論を経て、
あの佳作を選ぶことになったのか、
情報を公開することは、賞を認知させるためにも、
とても大事なことではないだろうか。
今年は、優秀賞が出なくて賞金が40万円も余ったわけだから(笑)
それを選評の公開のために使えないだろうか?

公開審査会の後に、近くの居酒屋で交流会があり、
今年は名古屋に宿を取り、二次会にも参加した。
賞というきっかけがなければ、
東京以外の演劇人とガチンコで出会える機会はなかなかない。

去年の公開審査後の交流会は、その日が公演仕込み1日目で、
急いで東京に戻らねばならず、ほとんど誰とも話せなかったんだけど、
のちに、東京で、
審査員(今年はやっていないが。。。)の佃典彦さんや、
候補者の、あおきりみかんの鹿目由紀さんに、
何度かお会いし、いい刺激をもらっていたので(佃さんとは口論までしたし)、
今年はガッツリいろんな人と話したかったのだ。

中でも、二次会で聞くことができた、
深津篤史さんの演出方法についての話はとてもおもしろかった。
新国立で演出した「象」の話が特に。
もちろん、この愛知での様々な刺激が、
自分の作品の肥やしにならなきゃ何の意味もない。
なんとか、来年こそは、審査員をギャフンと言わせたい。

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もう一度、愛知のAAF戯曲賞だぎゃあ(2010年)
http://www.inzou.com/blog/2010/10/aaf_2.html

AAF戯曲賞 落選報告(2009年)
http://www.inzou.com/blog/2009/11/aaf_1.html

AAF戯曲賞という愛知の戯曲賞にノミネート(2009年)
http://www.inzou.com/blog/2009/10/aaf.html

投稿者 atsuto : 2010年11月11日 03:37

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