空白(そらしろ)を再々演します。
初日まであと4週間を切りました。
僕は、このある意味ではベタな物語を
どこまでも更新していきたいと思ってます。
「男と女の恋愛のさらにその先」をさらに深める。
初演から5年。再演から2年半。その時間の蓄積を見せたい。
早割は11/30まで。
ご予約お待ちしてます!
http://www.inzou.com/ticket/
◇クリスマス特別企画2010 突然番外公演◇
「空白(そらしろ)」
*****************************
一緒にいた時は、その全てにうんざりしたのに、
別れても嫌いじゃないのはどうしてだろう?
かといって、元に戻ることは二度とないふたり。
*****************************
名作との呼び声高きあの「空白(そらしろ)」(2005年初演、2008年再演)がもう一度復活。今の奥さんに部屋を追い出されちゃった男が、とりあえず四年振りに前の奥さんに会いに行く。前の奥さんはといえば、ちょうど再婚を考えていた。久しぶりに再会したふたりが、漫才のように軽妙な罵詈雑言を飛ばし合いながらも一緒に暮らしていた頃の輝きを、一瞬だけ取り戻す、珠玉のロマンティックコメディー。
【作・演出】鈴木アツト
【出演】 龍田知美 (T1project)
岩崎恵 (ポップンマッシュルームチキン野郎)
泉正太郎 (東京コメディストアジェイ)
深尾尚男 (企てプロジェクト)
本東地勝 (T1project)
生井みづき
和田広記 (オフィスプロジェクトM)
横澤有紀 (オフィスプロジェクトM)
西村壮悟 (四畳半ヤング)
【日時】2010年 12/23(木・祝)~12/27(月) 全8公演
【会場】新宿・タイニイアリス 03-3354-7307
【料金】早割2000円・前売2800円・当日3500円(全席自由席)
※12/23(木)=初日特別料金(前売当日共)2500円
※リピーター割り引き:1000円(要チケット半券)
【開演時間】
12/23(木・祝)=2:00PM☆/6:30PM☆
12/24(金)=7:30PM
12/25(土)=2:00PM/7:30PM
12/26(日)=2:00PM/6:30PM
12/27(月)=5:00PM
※受付開始は開演の45分前、開場は開演の30分前となります。
※11/30(火)までにご購入いただくと早割2,000円!
☆初日特別料金(前売当日共)2,500円
●また5名1組でお申込みの場合、1名様分タダになる
「友割」はじめました。(劇団扱いのみ)
@象の恩返し!
受付にて「象」が確認出来たら300円キャッシュバック!
ご来場時、身につけられる「象」をお連れの方が対象ですゾウ。
まず、自分の結果から。
今年もAAF戯曲賞は落選でした。
「青鬼」より「匂衣」のほうが戯曲としてはよく書けたかなと思っていたので、
去年よりかなり悔しかった。
また今年は審査員の方の指摘に納得いかない点も結構あった。
ただ、笑いや、戯曲の入り、そして母親の描き方に関しては、
多くの問題があるのはわかっていたので、
その部分がダメだという指摘には納得できた。
意外だったのは、劇場の方や、賞の関係者の間で、
「青鬼」がかなり気に入られていたということ。
「青鬼」みたいな作品は他にはあまりないみたいで、
強く印象に残っていたみたい。
まあ審査員からは、「青鬼」も「匂衣」も全く褒められてないんだけど(笑)
公開審査自体はスリリングだし、おもしろいのだけど、
是非、岸田戯曲賞のように、毎年の選評(審査の議事録)を残して欲しいし、
ネットなどで見られるようにして欲しい。
なぜ、今年、優秀賞なしになったのか、
審査員は、どういう戯曲観を持ち、どういう議論を経て、
あの佳作を選ぶことになったのか、
情報を公開することは、賞を認知させるためにも、
とても大事なことではないだろうか。
今年は、優秀賞が出なくて賞金が40万円も余ったわけだから(笑)
それを選評の公開のために使えないだろうか?
公開審査会の後に、近くの居酒屋で交流会があり、
今年は名古屋に宿を取り、二次会にも参加した。
賞というきっかけがなければ、
東京以外の演劇人とガチンコで出会える機会はなかなかない。
去年の公開審査後の交流会は、その日が公演仕込み1日目で、
急いで東京に戻らねばならず、ほとんど誰とも話せなかったんだけど、
のちに、東京で、
審査員(今年はやっていないが。。。)の佃典彦さんや、
候補者の、あおきりみかんの鹿目由紀さんに、
何度かお会いし、いい刺激をもらっていたので(佃さんとは口論までしたし)、
今年はガッツリいろんな人と話したかったのだ。
中でも、二次会で聞くことができた、
深津篤史さんの演出方法についての話はとてもおもしろかった。
新国立で演出した「象」の話が特に。
もちろん、この愛知での様々な刺激が、
自分の作品の肥やしにならなきゃ何の意味もない。
なんとか、来年こそは、審査員をギャフンと言わせたい。
-----
もう一度、愛知のAAF戯曲賞だぎゃあ(2010年)
http://www.inzou.com/blog/2010/10/aaf_2.html
AAF戯曲賞 落選報告(2009年)
http://www.inzou.com/blog/2009/11/aaf_1.html
AAF戯曲賞という愛知の戯曲賞にノミネート(2009年)
http://www.inzou.com/blog/2009/10/aaf.html
静岡のSPAC(Shizuoka Performing Arts Center)で、
「わが町」を観て来ました!
写真は、出演者の三島景太さんと。
三島さんは、ウィラード教授役を怪演されてました(笑)
SPAC「わが町」
http://www.spac.or.jp/10_autumn/ourtown