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視覚障害者の堀口晃代さんに、書いていただいた、
レポート「視覚障害者から見た、匂衣というお芝居」その2です。
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2、宣伝をどうするか
本当は自分が初めの土曜日に観て、MIXIや観劇関係のMLにレビューと宣伝を乗せたかった。しかし今回風邪を引いてしまい、楽日まで劇場へ行けなかったので、その機会を逃してしまった。
視覚障害者は、街中や電車内に出ている散らしを見て情報を得ることが難しいので、ネットやMLや点字図書館発行の雑誌などを活用して「匂衣」の宣伝をできたらよかったかもしれない。そうすれば、私以外の視覚障害者も、劇場へ足を運んでくれたのではないだろうか。又、劇団HPの公演案内にも、「視覚障害者の生活を描いた芝居」というようなコメントがもっとはっきりと書かれてあると、視覚障害関係の人たちも関心を持ったのでは?
3 駅からのガイド
ある程度自立している視覚障害者であれば、劇場の最寄り駅までは行ける。だが、そこから劇場に辿りつくのは難しい。それが小劇場であればなおさらだと思うので、駅からガイドしていただけたのは、とてもありがたかった。
4 劇場内でのサポート
小劇場では、音声ガイドをつけたり点字のパンフレットを準備するのは困難かもしれない。しかし、開演前もしくは終演後に、舞台セットなどを説明してもらえるとよい。
今回の作品では、点字で「よそべえ」と書かれたよそべえの絵が舞台に出ていたが、その時点では、私にはわからなかった。終演後にそれを聞き、そこまで工夫をこらしたものがあるのならと思い、折角なので触らせてもらった。このように特徴的なものだけでも実際に触れられたなら、視覚障害を持つ観客も、よりいっそう芝居を楽しめると思う。
5 役者としての可能性
この作品では、主演のソヌが、「韓国人である」という点を登場人物の個性にして、観客を引きつけていた。
彼女の熱演を見ながら、私は思った。「韓国人の役を韓国人であるソヌが演じたように、視覚障害を持つあやかを、実際に目の見えない役者が演じたらどうなるか?」と。条件に合う視覚障害者がもしも見つかれば、今後、その人に目の見えない役・見えにくい役をやってもらう機会があってもよいかもしれない。
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