2009年08月17日
 ■  舞台美術家は口で画を描く 6日目

8/15(土)

この日から、役者さんが劇場入り。
出演してくださるのは、
春琴にも出ていた瑞木健太郎さんと、元ピーターパンの中村美貴さん。
役者が入っての、場当たりがこの日のメインになる。

今から考えると、
この日、場当たり前までに、
詰められていなかったことが多かった気がする。
たとえば、この日の音響の打ち合わせで使う曲が、
最終的に使う曲になったのだが、
ただ、なかなかいい音だね、で終わるのではなく、
なぜこの曲を使うのか?その結果見る人にどういう印象を与えるのか?
をしっかりと考えなかった。
僕らが使った音の一つに、コーランの朗誦ぽい曲があったのだが、
戯曲の雰囲気に合わせて選曲するのではなく、
選曲によって雰囲気を自らが作る、その意識が足りない。

照明にも同じことが言える。
美術セットに美しく光を当てるのは当然として、
そこに役者が入ったらどうなるのか?
役者には光がどう当たり、
その結果全体としてどういう印象を与えられるのか?
そこへの意識が全然不十分。

自分が書いた戯曲なら、どこが見せ場か、
無意識ながらはっきりしてる。
しかし、他人の戯曲の場合は、
どこが見せ場か、より意識しないとぼんやりする。
シーンの優先順位という考え方が欠落していた。

投稿者 atsuto : 2009年08月17日 16:34

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