2009年05月25日
 ■  フィジカルシアター・プロペラ その1

アメリカから帰ってきた達郎が、
何かおすすめの芝居がないか?と聞いてきたので、
「プロペラ」という劇団をおすすめしてみる。

propeller-a.jpg
photo by Anthony Field

演 目 :『ヴェニスの商人』『夏の夜の夢』
会 場 :東京芸術劇場 中ホール(池袋駅西口)
公演日程 :2009年7月2日(木)~12日(日) 13回公演

フィジカルシアターというのは、
簡単に言えば、身体を使うことを重視した演劇で、
日本では野田秀樹、イギリスではサイモン・マクバーニーが有名。
劇団印象-indian elephant-も、
優れたフィジカルシアターをつくることを目指してる。

達郎とは、一緒に「エレファント・バニッシュ」を観て、
衝撃を受けたわけだから、多分、好みに合うのじゃないだろうか?

2009年05月23日
 ■  「青鬼」(あおおに)・ワンダーランドのレビュー

週刊マガジン・ワンダーランド 第136号に、
「青鬼」のレビューが2本掲載されました。
ワンダーランドのウェブにアップされたので、紹介します。

◎「妻の愛情物語」ではもったいない とびぬけた舞台になったけど
西村博子

◎愛おしい存在を食べざるをえなくなるつらさ
風間信孝

2009年05月22日
 ■  非・常識への冒険を終えて

5/14、21と川崎のプラザソルでやった演劇ワークショップ、
「非・常識への冒険」が無事終わった。
昨日の参加者は18名、2日間全体で22名の役者が参加してくれた。

その場では伝えなかったけど、
テキストで使った「四角い匂い」は、向田邦子さんのエッセイです。
やってみて感じた人も多いと思うけど、
向田邦子さんの文章は、ただ美しいだけでなく、
ただリズムがいいだけではなく、
非常に視覚的で演劇にするのにあっていて、
かついろんな立ち上げ方ができる、
素晴らしい文章です。

そして、まだまだ未完成ではあったけど、
四つのチームの、四つの演劇版「四角い匂い」をつくっていく中で、
見えないものをどう見せるか、をみんなが体感できていたら嬉しい。

2009年05月19日
 ■  開かれた劇場

5/14、川崎のプラザソルでワークショップをやった。
参加者は17名。なんと印象WS史上最多。
プラザソルは、駅ビルの中にある劇場なので、立地が非常にいい。
立地がいいというのはとても大事で、
演劇人だけでなく、一般の人にも、
あのスペースなんだろうと興味を持ってもらえる可能性があるということ。

今回は60代の方が2名も参加してくれた。
親父やお袋よりも年上だ。演技は上手くはなかったが、
その熱さには、こちらが学ぶべきものがたくさんあった。

劇場に関わるからには、その劇場を「開かれた劇場」にしたい。
しかし、自分たちは開いてると思っていても、
実は、一般の人から見ると、閉じているということもある。
どうすれば劇場は開くのだろうか?
開いたまま、常に人を迎えることができるのだろうか?

2009年05月13日
 ■  2年ぶりの劇評と寺山修司

2年ぶりに劇評を書き下ろしました。
寺山修司の「星の王子さま」を上演した、
快楽のまばたきという団体の公演です。

週刊マガジン・ワンダーランド 第138号に掲載され、
現在、ワンダーランドのwebにアップされています。

書き下ろした劇評はこちら。
http://www.wonderlands.jp/index.php?itemid=1040&catid=3

ちなみに、GW中の5月4日は寺山修司の命日でした。
1983年のこの日、47歳で亡くなったそうです。
47年の人生は長いのか、短いのか。
58歳で5月2日に亡くなった忌野清志郎の人生は、
長かったのか、短かったのか。

一度きりの人生の濃さを考えさせられます。

2009年05月09日
 ■  非・常識への冒険 ~演劇ワークショップ~

来週と再来週の木曜日に、演劇ワークショップの講師をやります。
昨年、プラザソルで同様のワークショップをやりまして、
そこから、青鬼(再演)に出演してもらうことになった役者もいたので、
大変楽しみにしています。
興味のある方は、是非ご参加ください。

~日程・時間~

2009年5月14日(木)・21日(木)
《全2回》19:00開始 22:00終了

講師 : 鈴木 厚人
場所 : ラゾーナ川崎プラザソル

参加費: 全2回/3,500円 1回/2,000円
(2回受講を原則とします。)


~内容~

僕らは、普段、「常識」に囲まれて生活をしています。
そして、そういう日常生活とはちょっと違う「非常識」を求めて演劇を観に行きます。
では、おもしろい「非常識」を作り出すには、何が必要なのでしょうか?
このワークショップでは、「常識」と「非常識」の関係性を探りながら、
おもしろい「非常識」を、演技で作り出すことをやってみようと思います。
身体を使ったゲーム、漫才や落語を意識したエチュードなどを行います。
初心者の方から、役者でメシを食っていきたい方まで参加可能です。


~応募方法~

メール又は電話にて以下の内容をお申込下さい。
※常時メッセージを確認出来る状態ではない為、
お申し込みはメールかお電話にてお願いします。

・氏名
・年齢
・連絡先
・自分の“演劇”歴等


~講師プロフィール~

鈴木厚人
劇団印象-indian elephant-主宰、作・演出家

1980年、東京都生まれ。慶應義塾大学SFC卒。
大学卒業後、CM制作会社を経て、演劇活動に専念。
2003年に劇団印象-indian elephant-を旗揚げ。
外部執筆・演劇評論にも積極的に取り組んでいる。

劇団印象-indian elephant-とは?
『印象』と書いて『いんぞう』と読みます。
劇団印象-indian elephant-は、2003年1月、鈴木厚人を中心に結成。
横浜を拠点に活動を開始。以来一貫して、主宰である鈴木厚人の戯曲作品を上演。
2006年から活動拠点を新宿に移し、
公演毎に実力のある役者を集めるセミ・プロデュース公演スタイルに移行。
ウィットやユーモアに富んだ台詞回しと、アイロニーに満ちたストーリー展開、
歌舞伎を思わせる ケレンな舞台造形を駆使しながら、
観劇後、劇場を出た観客の生活や目に映る景色の印象を変える、
そんなエンターテインメントを発信しています。

2007年、2008年と2年連続で「アリスフェスティバル」に招聘される。
2009年3月、横浜SAAC「再演支援プロジェクト」リバイバルチャレンジ#2
に選ばれ、第11回公演「青鬼」を上演。
2009年10月に、吉祥寺シアターで第12回公演「父産(とうさん)」の上演が決定。

~問い合わせ~

ラゾーナ川崎プラザソル
住所:〒212-8576 川崎市幸区堀川町72-1 ラゾーナ川崎プラザ5F
TEL: 044-874-8501 / FAX: 044-520-9151
E-mail:info@plazasol.jp
WEB:http://www.plazasol.jp/

2009年05月03日
 ■  趣味で文章を発表したいと思っている方へ

この5月に杉並区で新しい公共劇場「座・高円寺」がオープンした。
そこで、「劇評を書くセミナー」というのがあるので、
興味がある人は是非応募してほしい。

僕は、このセミナーのスタッフではないんだけど、
主宰の北嶋孝さんから、劇評の執筆を頼まれたことがあり、
それが縁で、何度か「劇評を書くセミナー」には参加している。

お芝居で食えてる人が少ないのだから、
その演劇の批評文自体、なかなかお金にならないが、
もし、趣味で自分の文章を発表したいと思っている方は、
参加してみるのはどうだろうか?

古臭い言い方だけど、
優れた演劇は僕らの生活を映す鏡になっていると僕は思う。
まだ言葉になっていない、今生きる中で抱える、不安や絶望、
もしくは、笑いや喜びを、演劇というものは掬いあげなければならない。
でも、ある演劇が、
そういったまだ言葉になっていない何かをちゃんと掬いあげていたのか、
作り手はそれを知る術がない。
だから、批評が必要なのだ。
僕らの生活を映す鏡である演劇、それを映すもう一つの鏡が。
それが劇評だ。

金銭的な見返りはないかもしれないが、
「劇評を書くセミナー」はきっと面白いと思う。
是非、その重くない扉を叩いてみてください。

劇評を書くセミナー「座・高円寺」留学コース
http://www.wonderlands.jp/info/seminar09the.kohenji1.html

2009年05月02日
 ■  横浜SAACアワード「佳作賞」受賞

横浜SAACが開催する年間授賞式(横浜SAAC アワード)にて、
第11回公演「青鬼」が「佳作賞」を受賞しました。

saac-mini.jpg

そのことをどこかで知った友達の彼女がわざわざメールくれました。

そうなのです。
賞っていうやつは、
友達の彼女が、わざわざメールくれる効果があるんです。

多分、もっと大きな賞獲ったら、
友達とその彼女が、
「厚人が頑張ってるから、俺達も結婚しよっか」
ってなるんです。

というわけで、友達とその彼女の結婚は、
僕の頑張りにかかってるということが判明した、
横浜SAACアワード「佳作賞」受賞でした。