2009年01月19日
 ■  年末回顧特集「振り返る 私の2008」

小劇場の劇評メルマガ/サイトのwonderlandに、
年末回顧特集「振り返る 私の2008」を書き下ろしました。
自分の分だけ転載します。
他の書き手の方のものも読みたい方はこちらへ。

-----
年末回顧特集「振り返る 私の2008」

1、CAVA「罠」
2、劇団チャリT企画「ネズミ狩り」
3、三条会「近代能楽集」から「熊野」

1は、「水と油」と似ているようで違う何かがあった。
もちろん、小野寺修二の「空白に落ちた男」の質には遠く及ばないが、
次を感じさせた作品。

2は、酒鬼薔薇の打った蕎麦を我々は食えるのか?と、
社会の包括性を、神戸のあの事件のその後を通して描いたもの。
茶番を抑制した筆致で、作家・楢原の転機となるのではないか? 

3は、演出専業の凄み。ただ、ずらすだけでなく、戯曲を掘り下げ、
なぜ今なのか?にこだわったものが見たいとも。

次点は、ギンギラ太陽’s「Born to Run」。
他に、大劇場では、「身毒丸」「春琴」「The Diver」。
五反田団「すてるたび」での戯曲・演出の変化に、
さらに先に進もうとする強い意思を感じた。

投稿者 atsuto : 2009年01月19日 16:59

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://inzou.heteml.jp/mt/mt-tb.cgi/332

コメント

コメントしてください




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)