2008年05月23日
■ 関実能留の話を聞きに行く
5月10日。午後。
世田パブから西新宿の芸能花伝舎に移動。
三条会の関さんの話を聞きに行く。
武田泰淳(たいじゅんって読むんだってこの日知った)の、
「ひかりごけ」の演出で名を馳せた、関さん。
「ひかりごけ」は人肉食の話なのだが、
そういうタブーについてというよりも、
「平等」に対する考え方を武田泰淳は書こうとしたんじゃないか、
と言っていたのが、印象に残った。
ちなみに、昨年、僕が書いた「青鬼」は、
野田秀樹の「赤鬼」へのオマージュだが、
もちろん、「ひかりごけ」にも影響を受けている。
その「ひかりごけ」を、学校という設定、しかも、
授業で取り上げるという設定で、
普通の授業だと「ひかりごけ」を教えられない、から、
机の上に立って授業する、そういうユニークな視点。
ある戯曲の中で普通とは何か?
ある戯曲の中で普通じゃないとは何か?
演出に対する思考と試行の深さ。
自分の「青鬼」のイマイチさは、
思考と試行の甘さから生まれたのだ。
「青鬼」はもっとできたと思う。
ただし、それは今言っても始まらない。
投稿者 atsuto : 2008年05月23日 09:18
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