2008年03月09日
 ■  上海バンスキングの再放送

小劇場の伝説の舞台の録画が、
NHK-BSで何年振り、もしくは、十何年振りに再放送された。
オンシアター自由劇場の「上海バンスキング」である。

どれくらいの伝説かというと、
初演が1979年で僕が生まれる前、
それから1994年までに、なんと8回も再演(全部で九演)されているのだ。
ほぼ一週間(長くて一ヶ月)で演目が消えていく小劇場界で、
15年も現役でいつづけた演目なのである。

僕は、数年前に戯曲を読んでいたのだが、
コメディーの戯曲は、やはり、上演されたものを見てみないと、
その真価はわからない。
僕が読んで想像していたより、はるかに面白いものだった。
リアルタイムの上演を劇場で見ていた観客たちには、
さらに面白かったに違いない。
なんといっても、台詞のない時の吉田日出子の佇まいと言ったらない。
若い役者は、ああいう演技、というか存在感を是非参考にしてほしい。

僕らの作品は大体、
二ヶ月かけて稽古をし、一週間弱、本番を上演し、
観客の頭から(もしくは心の中から)、一週間ぐらいで忘れられてしまう。
それはそれでしょうがないけど、
願わくば、二演、三演、そして、九演と観客から求められるような、
そういう演目を印象からも出したい。これは僕の夢である。

投稿者 atsuto : 2008年03月09日 18:39

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