2008年03月07日
 ■  プレストン・スタージェスの研究

公演が終わって、時間がある時にこそ、
インプットをしなきゃいけない。
今週は、プレストン・スタージェスをまとめて見てしまう。
アメリカ喜劇の古典というと、
どうしてもビリー・ワイルダーに目が行くが、
歴史的には、プレストン・スタージェスのほうが、さらに元祖。
ワイルダーの「麗しのサブリナ」が1954年公開なので、
その十年以上前がピークの監督・脚本家ということになる。

・サリヴァンの旅 Sullivan's Travels (1941)
・レディ・イヴ The Lady Eve (1941)
・パームビーチ・ストーリー The Palm Beach Story (1942)
・モーガンズ・クリークの奇跡 The Miracle of Morgan's Creek (1944)

残念ながら、DVDやビデオで見ることができたのは、この四本だけだった。
ロマンティック・コメディーだが、
ドリフ的なドタバタがテンポ良くはめ込まれてるのが、
ワイルダーとの大きな違いだろうか。
ラストも洒脱にキメるのではなく、あっという展開で強引にオチをつける。
そのオチのつけ方がものすごくて、度肝を抜かれる。

天真爛漫な女に、男が振り回されるというストーリーの骨格は、
アメリカ喜劇の基本中の基本。
ワイルダーの映画にも受け継がれている。
そして、僕が一番好きだったのは、「レディ・イヴ」。

ただ、この監督の特徴は、すごいオチのほうにあると思う。
「パームビーチ・ストーリー」「モーガンズ・クリークの奇跡」のほうが、
その特色が出ている。必見だ。

投稿者 atsuto : 2008年03月07日 19:15

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