2008年03月20日
 ■  物真似ワークショップ080319

あれは「青鬼」に日テレの取材が入った時だから、去年の11/13だな。
ディレクターから、「何か物真似やって」と言われたけど、
最所も、慎吾も、パッとできなくて、
テレビではこういうわかりやすい芸が求められるのだから、
通俗だけど、物真似の稽古をやったほうがいいかな、と思ってたのだ。

ただ、やっぱり通俗だから、と思って、やらないでいたら、
「空白」の稽古で、慎吾が古畑の物真似をもってきて、
これが面白い。しかも、ただ面白いだけでなく、
慎吾の古畑には、彼の役者としての成長が見えて、
というわけで、昨日と今日のワークショップでは、物真似を題材に取り上げた。

まあ、身近にいる自分しか知らない人物の物真似を順々にやっていく、
というだけなんだけども。

今日出てきたキャラで面白かったのは、
悟のやったウニ先生と、ポチのやった五十嵐さん。
この二つを、それぞれ、悟とポチが他の役者に伝授するのだが、
途端に、面白みが減っていく。
なぜかというと、

例えば、悟が伝えるウニ先生の特徴は、
・眼鏡をしてないのに、眼鏡をしてるかのようにあげる。
・語尾に必ず「ね」をつける。
・喋り方が嫌味ぽい。
こんなものだったのだが、

実は、ウニ先生は、声のスピードが人より半テンポ遅かったり、
動きのスピードも遅かったり、なにより年寄りだったり、
つまり、伝授した情報が少ない。
先の三点だけでは、とてもウニ先生を真似ることにはならないのだ。

物真似は、ものすごい情報量を再構成することであり、
ひいては演技も同じだということがわかってくる。

投稿者 atsuto : 2008年03月20日 11:42

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