2007年12月26日
 ■  韓国の劇団を手伝う

12月の18日19日24日と、
新宿・タイニイアリスに来る韓国の劇団を手伝うバイトをした。
日本語という参入障壁に守られている、
演劇なんつードメスティックな産業に片足突っ込んでる者としては、
時には、世界とか国際とかアジアとか、
そういう景色を見たくなることもあるんだ。
高校受験以来さっぱり起動させていない、英語脳味噌を強引に立ち上げ、
僭越ながら、日本代表お手伝いとして、新宿2丁目へと臨んだわけです。

韓国人は、それなりに仕事がテキトーで、
養生もせずにガムテープをいろんなところに貼りまくったりして、
サムスンは大丈夫なのか?と思わずにいられなかったが、
それでも愛想笑いの日本人とは違う屈託のない笑顔を見せる、
(単に俺の脳内に韓国人の表情DBが蓄積されてないから見抜けないだけ
かもしれんが) 素敵ないい奴らだった。
少なくとも、一緒にキムチを食う程度の国際交流はしたよ。松屋で。

彼らの芝居は、アリス・オーナーの好みもあってか、
どちらも、閉塞的状況からの脱出をモチーフにした作品で、
どちらも暗く、物語の遠景に豊かになって不幸になった隣国が見えた。

韓国、お前もか!

でも、
物質的繁栄をただ嘆いて見せれば、
それは、この時代に対して、誠実なのだろうか?
それは、誠実に見えて、もっとも安易なやり方ではないのか?
そんなことを通訳越しに(さすがにこれは英語では言えなかった)話したけど、
果たして伝わっただろうか?伝わったとして、正しく伝わっただろうか?
その前に、字幕なしで見た韓国演劇をこっちこそ理解できていたのだろうか?
ここでもwall of languageが立ち塞がるのであった。

兎にも角にも、直接関わらなければ見えない問題が見え、
普段は考えない問題を考えた。
そうやって、人生は問題で埋め尽くされて、問題に窒息していくのだろう。

投稿者 atsuto : 2007年12月26日 12:37

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://inzou.heteml.jp/mt/mt-tb.cgi/224

コメント

コメントしてください




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)