舞台美術の坂口が、
「メルティング・ポイント」展とICCを見に行けって、うるさいんだよ。
行ってみて思ったのが、これは、俺への不満だね。
要するに、そこにあるのは、高さを使った空間の見せ方なわけ。
坂口は、こういうのが、やりたいんだって、すぐわかった。
なにせ、小劇場には高さがない。
x軸とy軸だけでz軸がないんだよ。二次元演劇。

写真は、ICCキッズ・プログラム2007の展示から。
でかい影は、俺ね。
子供はいいよね。
ほんとは、でかい影が小さい影を踏み潰してる写真撮りたかったんだけど、
さすがに、もう大人な自分を感じてやめた。
でも、男の子たちがやってたんだよね。
友達の影を、自分のでかい影で踏み潰すの。
これがいいんだ。残虐なんだけど、無邪気で。ポップで。
インタラクティブな展示を趣旨とは違う使い方してて。
ケラさんが褒めていた、バナナマンの「宮沢さんとメシ」をやっと見た。
宮沢さんって宮沢りえのことね。
設楽が宮沢りえとメシを食べることになって、日村を誘うってだけなんだけど、
このコントは、面白かった。
バナナマン。
関係性と距離感の笑い。
テレビだと面白くないバナナマン。
イロモネアとかも、よく出てるけど、面白くないもんな。
でも、「宮沢さんとメシ」は面白いっす。
小島よしおを見ていると、
テレビは、面白い素人が出ているメディアなのだと、改めて思う。
面白い素人を画面を通して見るのが、テレビの一番のいい見方というか。
あくまで、面白い素人で、面白いプロではないのがミソだ。
欽ちゃんの、24時間テレビ・マラソンランナーも、
かつて面白かったプロ(つまり、今は面白くなくなってしまったプロ)が、
面白い素人になるためにやった芸、とも言える。
時代は繰り返す。
誰も気づかないが、小島よしおは、
ダンス甲子園でテレビに登場した、
"面白い素人"だった山本太郎の芸風にそっくりだ。
僕は、山本太郎は好きだが、小島よしおは嫌いだ。
なぜだろう?
宮沢章夫さんの本を読んでいたら、欽ちゃんについて書かれた箇所を発見。
萩本欽一がいかにして、関わるテレビ番組をヒットさせたか、
萩本システムなる造語を使って、簡潔に書いている。
テレビというメディアの本質を見抜いていた最初の人とも書いている。
そんな彼が、24時間テレビの企画で、
走っている自分の姿をさらすというオファーを、
どういう意図をもって、承諾したのかに興味がある。
単に、過去、司会者だったからだけなのか?
そこで、原点に戻って考えてみる。
24時間テレビのマラソンランナーにふさわしい人は誰か?
24時間テレビのマラソンランナーが、
現役のマラソンランナーなら、これほどつまらない企画はない。
だって、走れて、当たり前だものね。
走れなさそうな人を走らせるのが面白い。
走りの素人を、走らせて、24時間、監視する。
なんと、電波少年的なんだろう。
老人に無理させといて、「欽ちゃん、大丈夫?」
すごいシステムだ。
残念ながら、24時間テレビを見るのを忘れたため、
この、ある枠の中に、素人を放り込み、みんなで見るシステムが、
テレビ的に未だに有効なのか、チェックできなかった。
この夏の心残りである。
昨日は、美術ミート。
新宿は、シアタートップスの8階で、13時半に待ち合わせるも、
かの喫茶店は、今年の春頃から、
営業時間が15時からに変更になっていて、
みんなを戸惑わせてしまった。
急遽、場所を変更。
でも、トップスのビルは、下の階にも喫茶店があるので、
本当に打ち合わせに便利である。
食事をしながら、長居もしたい場合は、
ファミレスのほうがいいが、新宿の駅近くだと、
ガヤガヤしてないファミレスがない。
どこかいいところはないだろうか?
いわゆる"流行ってる映画"群を分析すると、
小ネタで面白くしてるものがとても多いなあと思う。
90分なり、120分なり、飽きずに見れるけれども、
大きな時間軸で、心を揺さぶるというものが少ない。
これは、テレビ局の資本参加の影響がでかいと思う。
とにかく、チャンネルを変えさせないノウハウがきっちり注入されている。
そういう意味では、大きく損をした気はしない。
大きな時間軸をもった映画、
120分の時間軸の中で、目から鱗的に物の見え方が変わる映画を、
僕は見たいと思うが、
エンターテインメントでありつつ、そういう映画というのは、
作るのが難しいのだろうなあ。
いよいよ、稽古が始まるのか?という雰囲気だ。
つーか、俺が稽古を始める!と言えば、始まるわけだから、
スイッチはこの手の中にある。
毎日、「青鬼」のことばかり考えている。
今、俺が書きたいのは、本当にこの話なのか?
今、お客さんが見たいのは、この話なのか?
どの話なのだ?自問自答。
作家が書きたいものと、
お客さんが見たいものの交点に、
本当に面白いものがあると思う。
そのためには、もうちょっと、苦しまなければダメだ。
お盆なので一日だけ実家に帰る。
母親は留守で、父親だけがいた。
昼飯を一緒に食うことになり、
ちょっと遠いが鎌倉街道にあるラーメン屋に行くことにする。
ここの味噌ラーメンは美味しいのだ。
驚いた。
味が変わっていない。
昔よく行ったラーメン屋だった。
ただし、店主は代替わりしていて、
僕がよく行っていた頃の店主の娘婿が今の店主だそうだ。
東京だから、育った街に、ふるさと感はないし、
街の景色はバンバン変わっていってる。
でも、変わらないものもあるみたいだ。
鎌倉の花火大会に行く。
どっひゃー、すごい人混みだった。
人混みにまぎれながら思った。
花火が有料だったら、人は花火を見に行くか?
空っていう広い舞台、屋外、誰もがタダで見れる。
もちろん、本当はタダのわけないし、
誰かが運営費を出してるんだよね。思惑とともに。
でも、有料の花火大会とか嫌だな。すごく閉鎖的で。
≪追記≫
有料の花火大会というのが、フツーにあるらしい。
もちろん、全席有料ではなく、場所によっては有料ということらしいが。
その内の一つ、
大曲の花火大会ってのがあるらしく、俗に、
花火職人の甲子園と言われてるらしい。
花火のクオリティが高いことが有名で、すげー人出になるそうで、
毎年、東北自動車道とか上越道とかが渋滞で止まるらしい。
有料観覧席は、
A席/一枡19,000円、広さ1坪、定員6名、コンパネ敷き。
C席/一枡10,000円、広さ約1坪、定員5名。
P席/一枡5,000円、広さ0.5坪、定員2名。
というお値段。
まあ、歌舞伎ぐらいのお値段ですな。
印象の次回公演タイトルを決めました。
「青鬼」です。
11/9(金)~11/13(火)@新宿タイニイアリスです。
珍しく、物語の構成を、演出ありきで考えています。
つまり、あっと驚く、演出があります。
スタッフの皆々様、大変でごめんなさい。
お客様の皆々様、期待して待っていてください。
イラストレーターであり、印象の宣伝美術をしてくれてる大野舞"denali"が、
初の個展を開催します。

いつもながら素晴らしい色づかいです。
この個展では、この色彩感覚の秘密、彼女に直接聞くこともできます。
Mai Ohno "DENALI" 1st Exhibition
TADA-IMA"【タダ、イマ】
2007.8.21st(tue)-28th(tue) 1:00pm-8:00pm
詳細はこちら。
8/1(水)の映画サービスデーに映画館に行ったら、沢尻のチラシが。
そうです。クローズド・ノートのフライヤーがあったのです。
9月29日全国公開です。
(※参照:加藤慎吾、沢尻エリカさんと共演!)
映画のチラシも大体、二ヶ月前くらいに世に出回るみたい。
こっちも、次の公演のチラシを作り始めねば。
印象の次回公演は、11/9(金)~13(火)です。
ということは、チラシはそろそろ・・・。
映画のロングランと演劇のロングランの大きな違いは、
映画は、客席が満席でなくてもロングランできるが、
演劇は、客席が満席かそれに近い状態じゃないと、
ロングランできないということにある。
とにかく、お客が入ってないと、演劇のクオリティーは下がる。
観客の反応と共に成り立っているから。
映画は、客席がガラガラでも、面白さに変化はない。
ここを押さえておかないと、大きな間違いをする。
≪追記≫
演劇や映画の、低予算でかつもっとも効果的な宣伝方法が、
口コミだとして(まあ、とても受動的な宣伝方法ではあるが)
その口コミを発生させるには、
ロングランが必要なわけである。
ただ、基本的には、観客が役者の友人・知人である、
小劇場というかインディーズ演劇では、
ベースとなる観客動員数は自ずと限られているから、
一つの公演で、客席を埋めるには、出演者を増やすか、
ダブルキャストにするのが、わかりやすいやり方だ。
そういうわかりやすいやり方以外で、
しかも、お金を使わないで、ロングランするには、どうしたらいいだろう?
