僕は学生時代にドキュメンタリー制作を勉強していたので、
こういう映画も好きで、観に行きました。
1/21(日)に、渋谷のシネマライズにて、日曜最終回割引1000円。
だいぶ、時間がたってしまいましたが、
ちょっと書いときたいことがあったので。
「ダーウィンの悪夢」
監督:フーベルト・ザウパー
http://www.darwin-movie.jp/
ドキュメンタリーなので、物語はありません。
僕の友人がブログに、この映画のわかりやすい説明を書いてます。
駒崎弘樹のblogより
http://komazaki.seesaa.net/article/31214082.html
以下引用。
「ダーウィンの悪夢」を見てみて欲しい。
そこでは典型的な「途上国を襲うグローバリゼーション」が描かれる。
貧しい国。豊かになりたい。
「近代化」しよう。そのためには外貨を得よう。
これまでの自給自足的な農業をやめ、
商品価値の高い商品作物に乗り換える。
しかし作った商品作物は
「世界中で一番安いところから買える」グローバリゼーションの「恩恵」ゆえ、
買い叩かれる。
売っても売っても、経済的には豊かにならない。自分たちでつくった作物は、
高くて自分たちは買えない。飢饉があったら、食べ物があるにも関わらず、
飢える。戻ろうにも、自給自足的な農業は破壊されている。
構造は固定して、永久に回り続ける、というような。
「ダーウィンの悪夢」では、それがナイルパーチという魚であったが、
これがカカオでもダイヤモンドでも、
同じような構造がありとあらゆる途上国で浮き上がるのだ。
以下引用終わり。
要は、グローバリゼーションによって崩壊する、自立した経済圏の話です。
さらに、複雑なのは、先進国に住んでいれば、
悪意はなくとも、誰しもが加害者になりうる点で、
日本で言えば、コンビニ弁当に入ってる白身魚は、
大体、ナイルパーチだそうです。
自立した経済の循環が大事というのは、
経済を文化に置き換えても言えることなのではないかと思います。
僕は、野田地図「ロープ」のレビューで、そのことも言いたくて、
日本語という参入障壁と1億2千万の人口に支えられた、
自己完結できる市場規模で回る内輪のエンターテインメントを、
今は昔の、舞台と客席の幸福な循環という言い方をしました。
それについても、また今度、書きたいと思ってます。
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