2006年12月12日
■ 麦の穂をゆらす風 -自由は銃へとすり替わる-
先週の水曜日、弁護士会館での打ち合わせの後、
役者とシネカノン有楽町で「麦の穂をゆらす風」を見た。
水曜日だったので、1000円で見れた。
「麦の穂をゆらす風」
監督:ケン・ローチ
http://www.muginoho.jp/
日本語って面白いね。
「自由」と「銃」の音が似ている。
イギリスがアイルランドに向けた、不正義の暴力=「銃」から、
正義の暴力=「銃」を撃つことで、勝ち取った「自由」。
でも、勝ち取った「自由」の中から、
「自由」を守る為の新しい暴力=「銃」が生まれ、
その「銃」がいともたやすく、血を流す。
「銃」で手にした「自由」は、
すぐに「銃」へとすり替わっちゃって、
戦争が終わらない。
野田秀樹の「カノン」も同じテーマだった。
どうして、人間は暴力でしか問題を解決できないんだろうね。
まじめでいい映画だったんだけど、
結局、映画という人間の知性なんて、
なんの力もないんじゃないかって、
この映画自体が無力なんじゃないかって、
ナナメに見てしまった。
投稿者 atsuto : 2006年12月12日 02:01
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