「コクーン歌舞伎 東海道四谷怪談」を見てきました。
すごい。客席のGROOVE感が。
女性客の悲鳴やら奇声やらが飛び交っていて、
芝居は、LIVEだっ!つー勢いに満ちてました。
「東海道四谷怪談」は、文字どおり、ホラー演劇ですから、
お話としては、ひたすら怖いです。
ホラー映画が大嫌いな僕は、客席ほどはノレなかったけど、
あのGROOVE感には、圧倒されました。
歌舞伎は、今、過渡期だと思います。
伝統という名の冷凍保存の状態からの、
解凍期といったほうがいいですね。
映画史にたとえると、
ハリウッドが、新しい才能を、
移民から迎え入れるという形で支えた時期があったように、
(ビリー・ワイルダー、ヒッチコックも外国人だった)
歌舞伎も、梨園の外から、
野田秀樹、三谷幸喜、蜷川幸雄、串田和美という才能を、
引き込んで、歌舞伎を、江戸時代の人ではなく、
平成の今の人のために、創り換えてる、そんな時期だと思います。
これが、常態化したら、つまり、
歌舞伎の世界の人じゃない人が、関わるのが当たり前になったら、
この勢いは、確実に落ちるんじゃないかな。
作り手は、ドキドキしながらやっていると思うんです。
これをやっちゃ、歌舞伎じゃなくなっちゃう、
と不安にかられながらも、新しいことをやっている。
で、上演してはじめて、やってよかったと、思う。
こういう、作り手が発見しながら作ってる時というのは、
一番、熱気がある時期です。
だから、この解凍期の新しい歌舞伎をもっと見たいと僕は思います。
次は、松尾スズキか、クドカンが書くでしょう。
そういえば、
松尾スズキが、三谷幸喜の歌舞伎は面白かったと言ってました。
おもしろかった!
今まで野田さん、串田さんと、いろんな演出家の歌舞伎を見ましたが、
これほどスピード感のある歌舞伎は初めてで、
三谷さんの演出でスピード感のあるものも予想してなかったので、
なかなかな刺激になりましたよ。
http://matsuo-chan.at.webry.info/200603/article_4.html
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